1.飼い主の後をずっとついてくる
なでたり抱っこできる猫には素直なタイプが多いので、スキンシップ不足で寂しい気持ちを伝えるのも素直に伝えてきます。たとえば、飼い主さんが移動するたびについてくるような場合です。
家族に慣れて信頼関係ができあがってくると、猫はお世話をしてくれる人のことを、安心できる拠り所のように認識します。だれかの後をついて回る行動は、こうした「愛着行動」の一種と考えられています。
その飼い主とのスキンシップという接点が不足してくると、安心感を求めて飼い主の存在をやたらと確保しようとする行動が強まるのです。これは環境の変化に対する一時的な行動の場合もありますが、常にくっついて離れないような場合は、分離不安症の可能性も考えられます。
2.大きな声でしつこく鳴く
人間も相手が話を聞いていないときには、つい大きな声になってしまうことがありますが、スキンシップの減少で飼い主との接点が減ってしまうと猫としては話を聞いてもらえないような気持ちになってしまいます。
そのため、いつもより頻繁に鳴く、長時間鳴き続けるなどの行動が出てきます。特に飼い主が忙しいときや、あえて無視しているときに鳴き声は増えることがあります。
意図としては、注意を引きたいという猫の心理がそのまま反映された行動ですが、猫の年齢によっては病気の可能性も考えられます。特にシニア猫では甲状腺機能亢進症という病気によって大声で鳴く行動が見られます。

