
鈴木福とあのが、ドラマ「惡の華」(2026年4月期、テレ東ほか)にてW主演を務めることが発表された。これに合わせて、キービジュアルと原作者・押見修造氏の描き下ろしイラストが公開された。
■思春期の暴走を描く、壮絶な青春物語
原作は、電子コミックを含め全世界累計325万部を突破する、押見氏による同名漫画。
舞台は群馬県・ひかり市。山々に囲まれた場所に住む中学2年生の春日高男は、毎日閉塞感を感じながら生きていた。ある日の夕方、春日が忘れ物を取りに教室に戻ると、そこには憧れのクラスメート・佐伯奈々子の体操着が落ちていた。
辺りを見回した挙句に春日がとった行動、それは体操着を衝動的に盗むという過ち。しかし、教室は無人ではなく、一部始終をクラスの問題児・仲村佐和に隠れて見られていた。翌日、秘密にする代わりに仲村からある“契約”を持ちかけられる。
仲村に支配されるようになった春日は、彼女の変態的な要求に翻弄されるうちに絶望を知り、自らのアイデンティティーを崩壊させていく。
■鈴木福&あのが演じる主従関係
主人公・春日を演じるのはテレ東のドラマ初主演となる鈴木。春日は、ボードレールの詩集「惡の華」を愛読していることで、自分は他のクラスメートとは違うと思い込んでいる少年。良くも悪くも現実から目を背けてしまう一面があり、根拠のない自信を抱いている一方で、自分に都合の悪い状況からは逃げようとする癖がある。
春日を翻弄する仲村を演じるのは、地上波ドラマ初主演となるあの。仲村は、自分の考え・感情・欲望に忠実であるが故に、本能や欲望を隠して生きる人間たち(クソムシたち)に苛立ちを隠せず、周囲からは理解不能に見え、怖がられてしまうトラブルメーカー。思春期の心の変化と葛藤する仲村の「狂気」をあのが表現する。
また、本作はディズニープラス スターでのアジア見放題独占配信が決定しており、各話地上波放送後のタイミングから配信予定。深夜ドラマの規模を超える展開となる。
■キービジュアルが公開
2人の主従関係を表しながらも、春日と仲村の心の危うさを表現した神秘的なキービジュアルが初公開された。思春期の不安定さと、秘密の契約を交わし主従関係となった2人のどこかよろこびに満ちた、「悦(えつ)」の感情を生々しいほどに表現したビジュアルとなっている。
■押見氏描き下ろしイラストが初公開
原作者の押見氏がドラマ化を記念して、春日と仲村に扮した鈴木とあのを特別に描き下ろしたイラストが公開された。ストーリーの中の思春期の暴走と、葛藤にさいなまれた春日と仲村の2人の主従関係を表しながら、鈴木とあのの表情が入り込んでいるイラストとなっている。
描き下ろしイラストに、鈴木は「まさか押見先生に、僕の演じる春日くんを描いてもらえるなんて思ってもいなかったので、とても嬉しかったです!」とコメント。あのは「『惡の華』と出会ってから、押見先生の描く漫画にたくさんの感情をもらったので、とてもとても感慨深いです…!素敵な描き下ろしイラストをありがとうございます」と感動を表現した。

■キャストコメント
鈴木福(春日高男役)
多くの方に愛され、学生時代のさまざまな感情の記憶を揺さぶられるこの作品の主人公を演じさせていただけること、とても嬉しく思います。僕と近い雰囲気を持ちながらも、話が進むごとにこれまで演じたことのないキャラクターへ変化していく春日高男に、ワクワクしています。彼の持つ悩みや葛藤は、彼と同じ年だった頃の僕も、今の僕も、形を変えながら持っているものだと思います。この作品を通して、自分の中にある「惡の華」を愛でて、観てくださる皆さんの何かに養分を届けられたら嬉しいです。
あの(仲村佐和役)
何かに追われている。ただ、何から逃げているのか、どこに向かって走っているのかわからないまま生きていた頃、この作品を周りの方々から幾度もお薦めされ、そして読んだ時の衝撃はよく覚えています。「出会ってしまった」という感覚。そして数年越しにまた出会いました。まさか仲村さんを演じさせてもらう人生になるとは思ってもいませんでした。このご縁を大切に体当たりで撮影に挑ませていただきました。絶対に見逃さないでほしいです。
■原作者・押見修造氏コメント
原作漫画の連載終了から十余年、また新たにドラマとして世に放っていただけることは、稀有な有り難いことだと思っております。鈴木福さんは、昨今の演技を拝見して、春日を演じて頂くのがとても楽しみです。あのさんには、以前から仲村さんのような純粋さと反逆精神を感じていました。昔漫画を読んでくださった方も、はじめての方も、観て頂けたら嬉しいです。

