女性に多い「胆嚢がん」のなりやすい年齢層はご存知ですか?【医師監修】

女性に多い「胆嚢がん」のなりやすい年齢層はご存知ですか?【医師監修】

胆嚢がんは、特に中高年で発症リスクが高まる病気です。しかし、初期症状が乏しく見過ごされることがあるため、気付いたときには進行しているケースも少なくありません。胆嚢がんの発症リスクを知ると、早期発見や予防が可能です。本記事では、胆嚢がんが発症しやすい年齢やリスク要因を解説します。

※この記事はMedical DOCにて『女性に多い「胆嚢がん」なりやすい年齢と早期発見の方法を医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

山本 康博

監修医師:
山本 康博(MYメディカルクリニック横浜みなとみらい)

MYメディカルクリニック横浜みなとみらい院長
東京大学医学部医学科卒業 医学博士
日本呼吸器学会認定呼吸器専門医 日本内科学会認定総合内科専門医

胆嚢がんとは

胆嚢がんは、胆嚢という臓器に発生する悪性腫瘍です。胆嚢は、肝臓の下にあり、脂肪を消化するために必要な胆汁を蓄える役割を持っています。
この病気は、初期の段階では症状が現れにくいため、気付かれないことがほとんどです。胆嚢がんは中高年で発症しやすいとされ、特に胆石症や慢性的な炎症を持つ方でリスクが高くなることが知られています。また、年齢だけでなく生活習慣や遺伝も関係すると考えられています。進行を防ぐためには、定期検診が重要です。

胆嚢がんになりやすい年齢と進行スピード

胆嚢がんを早期発見するには、発症しやすい年齢や進行スピードを把握しておきましょう。以下の3つについて解説します。

好発年齢

進行スピード

生存率

順に見ていきましょう。

好発年齢

胆嚢がんは、主に中高年層で発症しやすい病気です。特に50代以降の方にリスクが高まり、60歳代がピークとされています。これは、年齢とともに胆嚢内に胆石や慢性炎症が発生しやすくなるためです。また、性別では女性に多いことがわかっています。
胆石症をはじめとした関連疾患を持つ方や家族にがんの既往歴がある方は、より注意しましょう。

進行スピード

胆嚢がんは、初期段階では症状が現れにくいため、気付いたときには進行している場合がほとんどです。その進行スピードは速いとされ、初期発見が難しいことがあります。
特に胆嚢がんが発見される段階で周囲の臓器に広がっているケースがあるため、定期的な検査が重要です。

生存率

胆嚢がんの生存率は、発見されたステージによって大きく左右されます。早期発見ができれば手術による治療が可能で、5年生存率が高くなる傾向です。
しかし、進行した場合や転移が見られる場合は治療が難しくなり、生存率も低下します。そのため、日頃から健康診断を受け、症状がなくてもリスク要因に応じた検査を心がけることが大切です。

配信元: Medical DOC

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