
料理家・食育インストラクターの和田明日香が、ゲストとリラックスした“宅飲み”を楽しむ人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00〜、BSテレ東)。9月16日の放送回には、レスリング五輪メダリストでタレントの浜口京子が登場した。自然体過ぎる浜口と、リラックスした女子会トークを展開した。
■浜口京子×和田明日香「気合いだ!」の掛け声で乾杯
浜口が両手に抱えてきたのは、静岡県・三島で出会ったというじゃがいもと、静岡と新潟のクラフトビール。「気合いだ!気合いだ!カンパーイ!」とお決まりの掛け声で乾杯すると、あまりの勢いに和田は「笑って飲めないよ」と思わず天を仰ぐ。番組冒頭から、浜口らしいフリーダムな空気が広がった。
毎日料理をするという浜口は、数日前に中華丼を作った際に初めて片栗粉を使ったらしく「初めてとろみデビュー」と無邪気に喜ぶ。身振り手振りを交えた全力トークを聞きつつ、和田は「それにそんなに感動できるのは、浜口さんだからだと思う」と笑顔。浜口自身も親友から「会うと心が浄化される」と言われたエピソードを明かしたところ、和田も「わかるわかる。いやでもホントそう思うよ。ホントそうだと思う」と強く同意する。
ピュアさが際立つ浜口だが、実は過去に自身の性格を変えたいと思っていたという。レスリングは駆け引きが大切な競技だが、浜口は相手を騙すことができず「真っ向勝負でいつも行っちゃう」と悩みを抱えていたことを告白。だが今では「これでいいんだ」と思えるようになったと、競技から離れたことで緊張から解き放たれた笑顔を浮かべるのだった。
■「家でごはん作ってるみたい」
トークの合間には「隙あらばジムに行きたい」と語るほど、筋トレ好きな一面をこぼす浜口。「マッスルクッキングいいじゃないですか?」とおどけながら実際に体を動かすトレーニングを実演する姿を見て、和田は「なんかさ、家でごはん作ってるみたい」「今日子どもたち連れてきたかな?って」と笑いが止まらない。
雷雨の日でも、公園を走ったり鉄棒で懸垂したりするという浜口。せっかくなので「ちょっと鍋振ってもらおうかな、じゃあ。京子の“マッスルクッキング”」とお願いしたところ、鍛えた腕力で軽々と鍋を振るう姿も。終始楽しそうな浜口と二人三脚で、テキパキとじゃがいも炒めを完成させた。
さらに話題は“理想のデート”へ。理想は「焼き鳥屋さん」という浜口は、豪快に生ビールを飲む人とデートがしたいという乙女の顔ものぞかせる。すると和田は「(会ってから)数時間だけど、『変な男に京子は渡せない』って気持ちになってるもん。ホントに」「浜口さんがまっすぐだからさ、それにまっすぐ答えられる人がいいね」と年下ながら姉御肌なところを見せるなど、女子トークを楽しんだ。
■今の目標は「シニア世代にレスリングを教えたい」
今後の展望について問われると、浜口は「レスリングマットの上で、レスリングの構えがね、できるだけでもいいし」「いつまでもそういうことができたら幸せですね」と語るなど、レスリングへの愛情をにじませる。
そして最後には、誰にも言っていないという「今の目標」を初告白。「シニアの世代の方を教えたい」と宣言し、レッスンの後に「笑顔で終わりましょうって、ワハハ!ワハハ!ワハハ!」と掛け声をするところまで決めているという。
和田は「今すぐやった方がいいと思う!」「日本を底上げする元気を出してくれる」と絶賛。浜口も「笑って終わると『あー楽しかったな』って終われる。それを味わってほしい」「自分のエネルギーをみんなに、皆さんに喜んでもらいたいっていうエネルギーに変えていきたいです」と、熱く語った。
気取らず、でもどこまでも真っ直ぐ。お茶目に笑いながらも誠実に未来を語る浜口の姿に、誰もが元気をもらえる45分間となった。なお、次回9月23日(火)の「和田明日香とゆる宅飲み」は、中山秀征登場回をアンコール放送。また、16日放送回はTVerにて見逃し配信中だ。

