【試合レポート】執念の同点弾!意地を見せた90分間
いよいよキックオフ。「これは勝つしかない!」というスタジアム全体の願いとは裏腹に、試合は開始早々に動きます。
前半、ロアッソ熊本に一瞬の隙を突かれ先制点を許す苦しい展開に。その後も熊本の激しい守備に阻まれ、なかなかボールを前に運べない愛媛FC。
「このまま前半終了か…」誰もがそう思った前半終了間際でした。
スタジアムが揺れた!村上選手の同点ゴール
相手のミスを見逃さなかった村上選手が鋭い出足でボールを奪取!そのままゴールへ向かい、冷静に同点弾を叩き込みました!
このゴールにスタンドは総立ち。1-1の同点で試合を折り返します。
後半に入ると、愛媛FCが優勢に試合を進める展開に。何度も相手ゴールに迫り、決定機を作りますが、あと一歩のところでゴールをこじ開けることができず。
両チームとも最後まで走り抜きましたが、結果は1-1の引き分けとなりました。
涙のセレモニー、そして笑顔の「餅まき」!

試合終了後は、ホーム最終戦恒例のセレモニーが行われました。
- アカデミー選手の挨拶
- 愛媛FCレディースの挨拶
- トップチームキャプテンの挨拶
悔しいシーズン結果に対する謝罪の言葉もありましたが、それ以上に「来年こそは」という強い決意が言葉の端々から感じられました。
そして、しんみりした空気だけで終わらないのが愛媛FC!
セレモニーの最後には、選手たちによる「感謝の餅まき」が開催されました。
多くのサポーターがスタジアム前のイベントスペースに残り、選手たちがサポーターに向けて投げる餅をキャッチ!
厳しいシーズンの締めくくりではありましたが、この瞬間は会場が笑顔に包まれ、選手とサポーターが一体となってイベントを楽しんでいました。

