「食物繊維の一日の摂取量」はどのくらい?摂り過ぎると現れる症状も解説!

「食物繊維の一日の摂取量」はどのくらい?摂り過ぎると現れる症状も解説!

食物繊維の一日の摂取量とは?メディカルドック監修医が食物繊維の一日の摂取量・不足すると現れる症状・過剰摂取すると現れる症状・多く含む食品・効率的な摂取方法などを解説します。

大隅 加奈子

監修管理栄養士:
大隅 加奈子(管理栄養士)

管理栄養士取得後、特定保健指導や病院で栄養管理・栄養指導・給食管理に従事し、現在はフリーで活動中。イベントやセミナーに参加し、みなさまの食生活のお悩みに応えられるよう努めています。

「食物繊維」とは?

「食物繊維」とは?

食物繊維は、「ヒトの消化酵素で消化されない食品中の難消化性成分の総体」と定義されています。以前は、食べ物のカスとして評価されませんでしたが、近年では、腸内細菌による分解・発酵を経てエネルギーになったり、短鎖脂肪酸に変化してさまざまな生理作用をもたらすなど、健康機能が次々に明らかにされ「第6の栄養素」として注目されています。
水に溶けにくい不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に分類され、それぞれに生理作用の特徴があります。

食物繊維というと、細い糸のようなスジ状のものをイメージされがちですが、「ネバネバ」するもの、水に溶けて「サラサラ」した状態のものまで多くの種類があります。特定保健用食品で「おなかの調子を整える食品」として認められている成分の多くが食物繊維です。

食物繊維の一日の摂取量

食物繊維の一日の摂取量

食物繊維は、生活習慣病の予防や健康維持の観点から、3歳以上のすべての世代に目標量(DG:Dietary Goal)が設定されています。
研究では、成人では少なくとも25g以上の摂取が望ましいとされていますが、日本人の現状の摂取量を踏まえ、現実的な目標値が年齢区分ごとに定められています。

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、食物繊維の一日の摂取目標量は次のとおりです。
男性:18〜29歳 20g以上、30〜64歳 22g以上、65〜74歳 21g以上、75歳以上 20g以上
女性:18〜74歳 18g以上、75歳以上 17g以上
妊婦・授乳婦:いずれも 18g以上
「25g以上/日」は理想的な目安ですが、まずは上記の年齢別目標量の達成を意識することが大切です。

配信元: Medical DOC

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