築30年3LDKマンション、木に囲まれた1LDKにリノベすると…… 眺望がステキな一人暮らしのお部屋に「柔らかい雰囲気」「何度も見入ってしまう」

築30年3LDKマンション、木に囲まれた1LDKにリノベすると…… 眺望がステキな一人暮らしのお部屋に「柔らかい雰囲気」「何度も見入ってしまう」

 木のぬくもりと眺望を楽しめるマンションリノベーションのルームツアーがYouTubeで再生数30万回を超え、話題になっています。施工会社による解説付きで、魅力がたっぷり紹介されています。

 動画を投稿したのは、マンションのリノベーションに特化した工務店「Toivo」のYouTubeチャンネル(@toivo6583)。無垢の木材と自然素材を使用したリノベーションを多く手がけています。

 今回紹介するのは都内にある築30年のマンション。リノベーション前の間取りは3LDKでかなり広いお部屋です。最上階の東南角部屋というとステキに聞こえるのですが、窓が多いこともあって夏場はとても暑くなるそうです。リノベーションによって断熱効果を高めつつ、パノラマ眺望を楽しめる部屋へと大きく変貌させます。

玄関入るとそのまま安らぎ空間へ

 この部屋の住人であり施主でもある女性は、来客が多いものの一人暮らしをしています。そんな女性の暮らしに寄り添うことを考え、玄関に入ってすぐに木のぬくもりを感じられるような空間作りを心がけました。

 玄関廊下は移動できないパイプシャフトをきれいに隠しつつ広がりのある空間とし、ベンチと腰高収納のあるゆとりあるスペースに作り替えました。仕事から帰ってきたらホッとできそうですね。

 廊下からリビングへ続く壁には格子戸のようなヒノキの板を取り付け、リビングへの動線に連続性を持たせています。引き戸で仕切ることもできますが、開けっぱなしにしておくことで一体感を得られそうです。開き戸ではなく引き戸にしたことも、金属や凹凸のない空間作りへのこだわりを感じます。

最上階から空と平野を眺めるリビングへ

 角部屋ということもあってこの部屋にはとても窓が多く、しかもリビングの窓から見える景色は平野と空が広がっています。そんなステキな眺望をのんびりと楽しめるように、一段下がった安らぎのスペースを作りました。ソファは敢えて窓に向けて設置し、眺望を楽しみながらくつろげるようになっています。

 この部屋の中で特に大変だったというのが、中央のキッチンそばにそびえ立つパイプシャフト。キッチンを移動させることも考えたのですが、パイプシャフトをペーパーコードで木の色になじませて空間に取り込むことにしました。梁を隠す木材やオープンキッチンと一体化しているように見えますが、ここに至るまでかなり悩んだとのことです。パイプシャフトと梁の取り扱いは、マンションリノベの難しいところのひとつですね。

配信元: ねとらぼ

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