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白洲迅の演技が刺さる…「無理しなくていい」ストレス社会に生きる現代人に響く“メッセージ”<今日もふたり、スキップで>

白洲迅の演技が刺さる…「無理しなくていい」ストレス社会に生きる現代人に響く“メッセージ”<今日もふたり、スキップで>

「今日もふたり、スキップで」はLeminoで独占配信中
「今日もふたり、スキップで」はLeminoで独占配信中 / (C)NTT DOCOMO, INC.

松村沙友理、白洲迅のW主演によるLeminoオリジナルドラマ「今日もふたり、スキップで」の第9話が11月15日に配信された。第9話の「『やりたくない』は立派な理由」では、夫(白洲)の料理下手を切り口に、ストレス社会を生きる視聴者たちに向けた「頑張り過ぎないでいい」という救いのメッセージが込められた内容となった。(以下、ネタバレを含みます)

■夫、料理に過剰なほどの苦手意識

同ドラマは、ものすごい愛の超共感型エッセー「今日もふたり、スキップで ~結婚って“なんかいい”」を原案に、平凡な毎日に潜む“なんかいい”瞬間を丁寧にすくい取った“共感型ストーリー”。平凡だけど幸せな夫婦生活をユーモアたっぷりに描き、視聴者に「結婚ってなんかいい」「こういうことあるある」と思わせてくれる、ほのぼのとした心温まる内容となっている。

妻(松村)と夫の家庭では、妻が料理担当。特に料理好きでもなく、“作りたいときだけ作る”というストレスにならないくらいの頻度で作るのだが、料理をするのはもっぱら妻だ。なぜなら、夫が料理に関して絶望的にセンスがないから。

かつて試しに夫が料理に挑戦した際、材料の買い出しからつまずき、レシピに書かれた分量通りに買おうとしてパニックに陥った。スーパーから電話をかけてきて「鶏もも肉200gを買おうとして、250gしかない」「タマネギ80gって何個?」と尋ねてきて、妻をあきれさせた。

また、簡単なニンジンのサラダを作ったときも、“塩をひとつまみ”のところを“ひとつかみ”入れ、“白ワインビネガーをお好みで”を、“ドボドボ”と入れてしまい失敗。それ以来、夫は料理に対して過剰なほどに苦手意識を抱いている。

■うまく作品に“軽やかさ”を効かせる白洲の演技

ある夜、妻が「今度一緒にやってみる? 料理とか。本当に簡単なやつとか」とライトに誘ってみるが、夫は「ごめん…。そりゃ俺だって、料理ができたほうがいいって分かってる。分かってるけど、怖いんだよ…。自分が料理を作ることを考えるだけで、苦痛なんだ。本当にごめん」と、泣き崩れてしまう。

そんなある日、会社の後輩・長谷川(葵揚)が傷だらけで出勤してくる。驚いた夫が事情を尋ねると、長谷川は自転車が乗れないことを打ち明け、6歳の姪っ子の自転車の練習に付き合った際、夕方には乗れるようになっていたことに衝撃を受け、自分もチャレンジしたところ派手にこけてしまったと明かす。

後日、夫が一人でリビングでくつろいでいると、スマホに長谷川から自転車に乗っている動画が届く。あれから努力を重ねて苦手を克服した長谷川に刺激を受けた夫は、自身も料理に対する恐怖心を克服しようと、一人で春巻き作りに挑戦。しかし、思うようにいかず、キッチンはぐちゃぐちゃの状態に。

帰宅した妻がソファーの上で布団をかぶってうずくまっている夫に「どうしたの?」と優しく声をかけると、夫は「ごめんなさい」とおびえるばかり。そんな夫に、妻は「無理して作らなくていいのに」とそっと寄り添う。

ドラマや映画などでは、“決意を新たに挑んで苦手なものを乗り越える”という展開が多いが、“苦手なものは苦手”“できないものはできない”というリアリティーのあるストーリーで、「できなくったっていい」「無理して向き合って余分なストレスを抱えなくていい」という、ストレスによる病がはびこる現代を生きる視聴者たちに寄り添ったメッセージも込められており、見る者の心を少なからず軽やかにしている。

その中で、このメッセージを重くなり過ぎないようにしているのが白洲の演技だ。“料理が怖い”というまるで落語のような設定を、現実感を担保しながら、これまで夫のキャラクターとして付与し続けている“子どもっぽさ”をオーバーラップさせた形で表現。

特に、「料理が怖い」と泣き崩れるシーンや、布団をかぶっておびえるシーンは、コミカル過ぎて吹き出してしまうほどで、うまく作品に“軽やかさ”を効かせている。描かれるメッセージをしっかり受け取りながら、白洲の演技がもたらしている効果にも注目したい。

Leminoオリジナルドラマ「今日もふたり、スキップで」は、毎週土曜深夜0時に新エピソードをLeminoで独占配信中。

◆文=原田健


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