NG行動④保育園では布パンツ、家では紙おむつ
保育園でおむつはずしがスタートしたお子さん。生活の節目節目にトイレに誘い、トイレに座るとおしっこが出る、と順調におむつはずしができています。おむつはずしをするには、保育園だけの力ではなかなか順調に進みません。
なぜかというと、月~金曜日まで保育園で布パンツをはいても、土日は紙おむつだと、せっかく整っていたトイレのタイミングが土日に崩れてしまうからなのです。子どもも「紙おむつだと、いつでもおしっこしてもOK」とわかっているんですよね。ですので、こういったお子さんは、実は月曜日のおもらしがものすごく多いのです。
おむつはずしは、ちょうどイヤイヤ期の時期と被りますので、誘ってもスムーズにトイレへ行ってくれないこともあるでしょう。お母さんからすると、なかなか手間のかかることですので、「紙おむつでいいか」という日があってももちろんOKです。しかし、日曜日の午前中だけでも「布パンツで過ごそう」という時間を取っていただくだけで、子どものトイレのリズムが徐々に整っていきます。
お母さんの気持ちに余裕ができたら、布パンツの時間を少しずつ増やしていってください。もし、月曜日にパンツとズボンの洗濯ものが多いなと感じたら、それが原因の場合なのかもしれません。
今回は、保育士が実は困っている保護者の対応について書かせていただきました。保育士が、なかなか面と向かって言いにくかったり、何回も続くともっと言いにくくなってしまうことばかりです。ほんのささいなことなのかもしれませんが、保護者の方がほんの少し協力してくださるだけで、保育士は大喜びすることばかりなので、心にとめておいていただけるとうれしいです。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

