
橋本愛と瀬戸康史がダブル主演を務めるFODオリジナルドラマ「にこたま」が、12月26日(金)夜8時よりFODとPrime Videoにて配信開始されることが決定した。
■“正解のない愛”に徹底的に向き合う、挑戦的なラブストーリー
本作は、渡辺ペコ原作の同名コミックを実写ドラマ化したラブストーリー。2010年に連載が開始され、恋愛観、結婚観、家族観といった身近なテーマで多様なあり方を描いた作品を、ドラマでは恋人、結婚、家族の“当たり前”を根底から揺さぶり、“正解のない愛”に徹底的に向き合う姿を挑戦的に描く。
下町の弁当店「よねすけ」で働きながら、周囲に流されることなく自分らしく生きたいと願う女性・浅尾温子を橋本、大学時代からの温子の恋人で弁理士事務所に勤める・岩城晃平を瀬戸がそれぞれ演じる。優柔不断ながらも、誰に対しても分け隔てなく接する素直な性格の晃平は、人生の選択を迫られる中で、愛と責任の間で揺れ動く。
また、晃平の同僚で、どんな難しい案件もこなし、その仕事ぶりが評価される反面、近づき難い印象の高野ゆう子役として比嘉愛未が出演。物語の鍵を握る存在として、複雑に絡み合う関係性を演じる。メガホンをとるのは、映画「PARKS パークス」「ジオラマボーイ・パノラマガール」「違国日記」などを手がける瀬田なつき監督。

■“食”で人生の喜怒哀楽を表現
さらに、物語の随所に散りばめられている“食”は、登場人物の感情や関係性を象徴する重要なモチーフとして登場する。温子と晃平の日常に並ぶ料理は、言葉にできない気持ちをそっと映し出し、“食”を通して人生の喜怒哀楽を表現。
出会って12年、なんとなく幸せな日々を過ごす温子と晃平に晃平の同僚・高野ゆう子も絡んだ3人の葛藤を日常の風景や季節の移ろいの中で、ポップでありながら深く繊細に描く本作。“何が正解か?”よりも“どう生きたいか?”。静かな余韻とともに、切なさと共感を視聴者の心に深く訴えかける。それぞれの人生が交差する瞬間、3人が選ぶ道の先に待っている“家族のかたち”に注目だ。
■「にこたま」あらすじ
東京・谷中にある弁当店「よねすけ」で働く浅尾温子。特許などに関する手続きをクライアントに代わって行う弁理士の岩城晃平。2人は大学時代に出会って12年、長年同居中で仲が良く、日々ともに食卓を囲み、互いの小さな変化にも気付ける今の関係に満足した毎日を送っていた。そんな中、晃平は同僚で弁理士の高野ゆう子とたった一度、関係を持ってしまう。人生の岐路に立つ3人。迷い、流され、意地を張り、それぞれが“家族のかたち”にたどり着く。
■橋本愛(浅尾温子役)コメント
普段から渡辺ペコさんの漫画を愛読していて、まさか自分が演じることがかなうなんて、夢にも思っていませんでした。
あっちゃんは、恋愛観、結婚観、子供についての価値観など、世間との違和をずっと感じてきた人ではないかと思います。原作のあっちゃんと今の私は、同い年。共感も共鳴も余りあるほどでした。
あっちゃんは、自分にとっての“家族”がどんなものなのか、降り積もった砂をかき分けるように見つめていきます。あっちゃんの選択は、この世に確かに存在する一つの道筋。晃平との、恋でもなく愛でもない、名前がまだない関係についても、見守ってくれたらうれしいです。
■瀬戸康史(岩城晃平役)コメント
原作を読んだ時、もし自分が同じ立場だったら何度も気絶しているくらいとんでもなく最悪の事態が起きているのに、読み終わった後は変な感情を引きずることなく、ある意味スッキリした感覚がありました。
晃平を演じる上で、原作者の渡辺ペコさんが作り出す“軽さ”みたいなものを大切に、そして起きた事に対して誠実であることをテーマに演じました。愛や家族のかたちについて向き合えた作品でした。ぜひご覧ください。
■比嘉愛未(高野ゆう子役)コメント
今回、高野ゆう子役として出演が決まってから、原作を読み進めていくうちに、仕事ではキャリアを築き、精神的にも自立しながら、どこかに脆さや素直になれない強さを抱えて生きる彼女の姿に強く共感しました。そんな彼女を演じられることを、とても楽しみにしていました。
“オトナ”とは何か、人と関わり合うことの楽しさと難しさ。やさしい空気感の中で、そのテーマが描かれています。ぜひ、ゆっくりと味わうようにご覧いただけたらうれしいです。
■渡辺ペコ(原作者)コメント
原作漫画の「にこたま」は十数年前の作品です。漫画家として今よりさらに経験も自信もなく、試行錯誤しては落込み、の日々でした。そのような原作を、こんなに華やかで実力のある俳優さんたちと誠実なスタッフさんたちが、今新たに形にして下さる機会に感謝しています。十年以上たってこんな幸運をいただけるとは。原作を読んでくださった方も、全く知らない方も、新しい「にこたま」の世界を楽しんでいただけたらうれしいです。
■瀬田なつき監督コメント
渡辺ペコさんの描く、唯一無二の世界を、素晴らしいキャスト・スタッフとともに映像化できたこと、とても幸運に思います。ありがとうございます。ワクワクしながら、ヒリヒリして、くすくすしながら、ゾクっとしてー、言葉にできない混沌複雑な感情たちが、役者たちとともに、連なり重なり、画面のすみずみまで満ちています。見るたびにさまざまな発見のある、ちょっとおなかがすくドラマになっていると思います。

