息子を“支えている”つもりが──「お母さん、もうやめてほしい」指摘された『私の癖』にドキリ

息子を“支えている”つもりが──「お母さん、もうやめてほしい」指摘された『私の癖』にドキリ

親として子どもを思う気持ちは、子どもがいくつになっても変わらないもの。でもその想いが、時には“重荷”になってしまうこともあるようです。
今回は、筆者の叔母から聞いたエピソードをご紹介します。

息子にアドバイスしたくなるのは母心

叔母は長年、息子さんを一生懸命育ててきました。息子さんが社会人になり、結婚して家庭を持った今でも、「母親としての責任感」が抜けず、つい生活や仕事のことで口を出してしまうことがあったそうです。

「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」「それって大丈夫なの?」

そんなふうに何気なく伝えていたアドバイス。息子のためを思ってのことでしたが、ある日ふと、息子さんが静かにこう言ったのです。

息子の言葉にドキリ

「お母さん、もう自分の人生を歩んでいるから、あまり口を出さないでほしい」

その一言に、叔母はハッとしました。自分では“支えている”つもりだったけれど、それはもう大人になった息子にとっては“干渉”に近かったのかもしれない——。

実際、息子さんは仕事でも家庭でもしっかりと自分の考えで決断しており、それに水を差すような形になっていたことに気づいたのです。

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