愛猫が日常のふとした瞬間に見せるしぐさのなかには、飼い主さんへの「好き」の気持ちが込められていることも。そこで今回は、猫が信頼する飼い主さんに対してだけ見せる5つのかわいいしぐさについて、愛玩動物看護師の小野寺温先生にお話を伺いました。
飼い主さんにくっついて寝る
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は、信頼している仲間同士で体を寄せ合って寝るもの。飼い主さんにくっついて寝るのもそれと同じように、「信頼している仲間と寝よう」という気持ちなのでしょう。
飼い主さんの体や毛布にフミフミする
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫のフミフミは、子猫が母乳を飲むときにするしぐさです。成猫になっても、温かくやわらかいものに触れて、リラックスした気分のときにする猫もいます。飼い主さんの体の上でフミフミするのは、飼い主さんを信頼して安心している証しです。
飼い主さんの手などをなめる
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
仲よしの猫同士が毛づくろいをし合うアログルーミングと同じような気持ちで、仲よしの飼い主さんの手などをなめているのでしょう。親密さをアピールするしぐさです。
おなかを見せて寝転がる
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が急所であるおなかを見せて寝転がる“へそ天”ポーズをするのは、そばにいるのは仲間だけと安心している証しです。わざわざ飼い主さんの目の前に来て寝転がる場合は、子猫同士がするように、「遊ぼうよ」と誘う気持ちのこともあります。
飼い主さんと一緒に寝る
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんと一緒に寝るのは、飼い主さんを信頼している証しです。ぴったりと密着して温かさややわらかさを感じると同時に、飼い主さんのニオイに包まれて、とても安心できるのでしょう。
人が猫に“きゅん”とするとき、猫もまた「この人のそばにいると心地よくて安全だ」と感じて満足しているはずです。こうした瞬間を積み重ねるほど、人と猫の信頼は深まり、関係も良好になっていきます。愛猫からの胸“きゅん”サインを見逃さないようにしてくださいね。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2025年2月号『このしぐさと表情が愛おしくてたまらない 悶絶!!ねこきゅん♡ポーズ22』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
