お寿司は、日本の食文化を代表する料理であり、世界中でも愛されています。魚や海藻、酢飯など、バランスよく栄養素を含むお寿司は、実は健康や美容にも多くの効果が期待できる食品です。本記事では、お寿司の栄養的なメリットや食べ方の工夫をお届けします。

監修管理栄養士:
武井 香七(管理栄養士)
保有免許・資格
管理栄養士資格
1. お寿司に含まれる栄養素とその働き
1-1. 魚の栄養価
お寿司のネタとなる魚は、良質なたんぱく質、DHA・EPA、ビタミンDなどを多く含みます。
たんぱく質:筋肉や皮膚、髪の健康維持に欠かせない栄養素
DHA・EPA:血液をサラサラにし、脳の働きをサポート
ビタミンD:カルシウム吸収を促し、骨の健康維持に貢献
1-2. 酢飯の効果
酢飯にはお酢が含まれ、酢酸は食後血糖値の上昇を緩やかにする可能性があります。ただし、疲労回復効果については限定的なエビデンスにとどまります。また、ご飯からはエネルギー源となる炭水化物を適量摂取できます。
1-3. 海苔・野菜の栄養
巻き寿司や軍艦巻きに使われる海苔には、食物繊維、ミネラル(カルシウム、マグネシウム)、ビタミンB群が豊富に含まれています。野菜を組み合わせることでビタミンCや抗酸化成分も補えます。
2. お寿司がもたらす健康効果
2-1. 心血管系の健康維持
DHA・EPAは、血中の中性脂肪を減らし、動脈硬化や心疾患のリスク低減に役立ちます。特に青魚を使ったネタ(サバ、アジ、イワシなど)が効果的です。
2-2. 脳の活性化
DHAは脳の神経細胞膜の重要な構成成分であり、認知機能や記憶力のサポートに有用です。
2-3. 美容・美肌効果
魚のたんぱく質とビタミンB群は肌や髪の健康を支えます。また、海苔や野菜の抗酸化成分は老化の原因となる活性酸素の除去に役立ちます。

