「風邪だと思ったら加湿器肺炎なんて」検査方法・治療方法を医師解説

「風邪だと思ったら加湿器肺炎なんて」検査方法・治療方法を医師解説

風邪などの予防のために秋や冬になると加湿器を使用する人も多いと思います。しかし実際、加湿器が原因となって肺炎になることがあるのをご存知ですか? 加湿器肺炎が疑われるときにはどのような検査をおこなうのかについて、かつぬま内科クリニックの勝沼先生にメディカルドック編集部が聞きました。

勝沼 伸英

監修医師:
勝沼 伸英(かつぬま内科クリニック)

1997年帝京大学医学部卒業、日本大学医学部附属板橋病院第2内科(現・内科学分野循環器内科系)。2004年日本大学医学部大学院医学研究科博士課程修了。2005年春日部市立病院(現・春日部市立医療センター)呼吸器内科、2008年千歳台はなクリニック副院長などを経て現職。医学博士、日本医師会認定産業医。

編集部

加湿器肺炎が疑われるときには、どのような検査をするのですか?

勝沼先生

まずはCT検査をして肺の状態を観察します。そのほかに内視鏡を使って肺の組織や細胞を採取し、詳しく調べることもあります。また、血液検査を行って白血球を調べることもあります。問診も重要で、「加湿器を使うと咳が出る」「外出先では咳が出ない」といった情報も診断に役立ちます。

編集部

通常の肺炎との鑑別が必要なのですね。

勝沼先生

はい。加湿器肺炎が疑われる場合には、実際に数日間入院してもらうこともあります。入院することで加湿器から隔離され、症状が出ないようであれば、加湿器肺炎であったことがわかります。

編集部

加湿器肺炎はどのようにして治療するのですか?

勝沼先生

軽症であれば、加湿器の使用を中止することで症状の改善が期待できます。重症の場合にはステロイドなどを使用し、炎症を抑えてアレルギー反応を抑制することもあります。

※この記事はMedical DOCにて<加湿器で肺炎になるのをご存じですか? 表れる症状とは? 予防や治療法も医師が解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

配信元: Medical DOC

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