「2万円が消えた」犯人はまだ小学3年生の娘?親としての向き合い方に深く悩んだ実体験

「2万円が消えた」犯人はまだ小学3年生の娘?親としての向き合い方に深く悩んだ実体験

抱えていたモヤモヤが爆発…母の後悔

「ねえ、お母さん。今度ドラッグストアに行ったら、これ買って。友達がめっちゃイイって言ってたの!」

トーン、言葉遣い、表情。何ひとついつもと変わらない。だけど、募り切った不安や自分への憤りが、口をついて溢れた。

「あれだけたくさん化粧品あるんだから、何を買っても一緒でしょ?」

直後、換気扇とガス、料理を煮込む音しか聞こえないことに違和感を感じた。いつもなら食い下がる、娘の声が聞こえない。鍋に落としていた視線を頭ごと横に向ける。そこには、眉をしかめ、顔を真っ赤にし、目が潤んだ娘の姿が。その瞬間、深い後悔が脳内で滲むのを感じた。

「……お母さん、何も知らないくせに!」
「友達は……みんな買ってもらってるの!お揃いじゃないとダメなの!!仲間外れにされたらどうするの?」
 
涙を頬に溢しながら、荒い呼吸になりながら、訴えるように叫ぶ娘に思わず私は圧倒される。

「美羽、ごめんね。お母さん……」

「可愛くならないとダメなの!何も知らないのに言ってこないでよ!!」

そう言うと娘は、自分の部屋に戻っていき、ドアを強く閉めた。
やってしまった……。感情に任せて言葉を吐いてしまった。今までちゃんと、向き合えていたはずなのに。いや、向き合えていたんじゃない。向き合い方に自信が持てずに、違和感を我慢して、無理して受け容れていただけだったんだ――。

美羽と向き合う勇気が持てず、違和感をズルズルと放置してしまった結果、最悪な状況で母娘はぶつかってしまいました…。違和感を無理に受け入れていたことに、後悔します。

本作では、タンス預金が消えたのをきっかけに、娘が抱えていた問題に向き合ったときの様子が描かれています。子どもは、狭い世界で生きているものですね。今、付き合っている友だちの言動が「すべて」だと思ってしまい、必要以上に化粧品を買い漁ってしまっていまいた。「仲間はずれになりたくない」という、子どものSOSが詰まっていました。

このあと、親子で話し合いをし、お金を盗ってしまった「理由」を知りたいと寄り添い、やっと娘の本音を聞きだします。親子でも、本気で向き合うことはこわいと感じるものですが、お互いに歩み寄ったことで、関係が改善します。子どもの話を聞くことは、本当に大切ですね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ

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