肝臓がんの痛みについてよくある質問
ここまで肝臓の痛みの原因や早期発見についてを紹介しました。ここでは「肝臓の痛み」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
肝臓の痛みは内服などで抑えることはできますか?
がん治療では初期段階でも痛みを抑えるために内服薬を処方します。ただし鎮痛剤のなかには非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のように、副作用として消化管出血や腎障害などを引き起こすものもあり危険です。肝臓がんと診断されたならば、患者さんの自己判断で鎮痛剤を飲むことはやめましょう。
痛み以外の目立つ症状はありますか?
患者さんも目視で確認できる症状には黄疸があります。黄疸は肝機能が低下し、本来は対外に排出されるビリルビンが体内で増加するため引き起こされます。代表的な症状は皮膚・眼球の白い部分が黄色くなる症状です。
編集部まとめ
肝臓がんとは体内の浄化・消化の補助・栄養の貯蔵など、重要な役割を担う肝臓に発症するがんです。
肝臓は痛みを感じる神経がなく、障害を受けてもすぐには機能が落ちない特徴から、病気になっても症状が現れにくくなっています。
肝臓がんの症状として痛みが現れるのは、がんが進行してからです。
肝臓が炎症・がん化で膨れ上がったために周辺組織が圧迫される場合・肝機能が落ちて溜まった水分が腹水・むくみとして現れた場合などに痛みが現れます。
肝臓がんの原因は複数ありますが、多いケースが肝炎ウイルスへの感染です。
日常生活を送っていれば誰にでも感染リスクがあるため、検査で多くの人が感染の有無を知ることが重要です。
肝炎ウイルス感染を早くに発見できれば、肝臓がんを発症する前に治療を開始できます。生活習慣の改善で丈夫な身体を作りながら、定期検査で健康を守りましょう。

