2025年の食シーンを象徴する「今年の顔」を発表!今年家庭の食トレンドに貢献した人はだれ?

2025年の食シーンを象徴する「今年の顔」を発表!今年家庭の食トレンドに貢献した人はだれ?

「今年の顔」総評


2025年、家庭料理の新しい文化が生まれた年

2025年の「今年の顔」4名は、日本の家庭料理に新しい文化を根付かせました。

石神秀幸さんは19年かけて家庭料理を作る人が「作りたくなる」強いメニューを提供し、結果として日本の家庭にスパイス文化を広げ、長谷川あかりさんは「体験としての料理」という新しい価値観を、りよ子さんはせいろブームの火付け役として「癒しの調理時間」という新しい時間の使い方を、よっちさんは長引く物価高と米価格高騰という2025年の時代背景の中で「おいしい節約」という新しい暮らしの知恵を、それぞれの活動を通じて日本の家庭に浸透させました。

彼らに共通するのは、短期的なブームを作ることではなく、長期的な視点で家庭の食習慣そのものを変えようとする姿勢です。

5年から19年に及ぶ苦闘、11年間の準備期間、そして約3年での着実な影響力の拡大。それぞれ異なる時間軸で、しかし確実に、日本の食文化を変えてきました。

また、効率や時短だけを追求するのではなく、「癒し」「体験」「おいしさ」「家族の笑顔」といった情緒的価値を大切にしている点も特徴です。

この姿勢が、2025年の食トレンド大賞(ワンプレートせいろ・麻辣湯・かさまし料理)という、単なる課題解決を超えた、豊かな食文化として支持される結果につながっています。

SNSやデジタルメディアを駆使しながら、実際の家庭の食卓に確実に根付いている―これが、2025年「今年の顔」4名が成し遂げた、新しい食文化の醸成です。

(クックパッド株式会社 広報部本部長・小竹 貴子)

2025年から2026年へ、食トレンドの未来


2025年「今年の顔」に選ばれた4名の方は、日本の家庭料理に新しい文化を根付かせました。

麻辣湯のスパイス文化、体験としての料理、せいろの癒し時間、おいしい節約の知恵。効率だけでなく情緒的価値を大切にする姿勢が、豊かな食文化として支持されています。

来年も日本の家庭料理は、さらに豊かに楽しいものになっていくでしょう。

みなさんもぜひ、気になった料理はどんどん体験してみてくださいね。

食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026を発表!

クックパッドでは毎年、その年を象徴する料理・食材のトレンドおよび翌年の流行の兆しがある料理・食材を選出する、「食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026」を発表しています。

選ばれた料理や食材がなぜ注目されたのか、ブームのきっかけや今後のトレンド動向について解説しています。

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