健康診断で「血圧が上90 下50」だと低血圧?
低血圧の明確な基準はありません。しかし、一般的に収縮期血圧が100mmHg以下、拡張期血圧が60mmHg以下を低血圧と呼ぶことが多いです。
そのため、健康診断で90/50mmHgと言われた場合、低血圧である可能性があります。しかし、血圧が低いからと言ってすぐに治療をしなければいけないわけではありません。立ちくらみやめまいなど症状が強くでたり、何か他に原因があり血圧が低下している場合には原因を精査し、治療を行います。
健康診断で血圧が上90、下50だった時に考えられる原因と病気のリスク・対処法
健康診断で症状がなく、測定した血圧が90/50mmHgである場合、特に異常がない本態性低血圧症の可能性が高いです。特に自覚症状がない場合には問題がありません。やせ型で虚弱体質の女性でよくみられることが多いです。このような場合には、バランスよく食事をしっかりと取り、適度な運動、規則正しい生活を行うことで改善することも多いです。
しかし、立ちくらみやめまい、動悸や息苦しいなど症状がある場合には循環器内科を受診しましょう。
高齢者で血圧が上90、下50だった時に考えられる原因と病気のリスク・対処法
高齢者で血圧が低い場合、食事がとれていなかったリ、何かの病気に伴い脱水を起こしている可能性があります。まず水分を補給してみると良いでしょう。また、降圧剤の治療中であったり、服用している薬剤の副作用で血圧が下がりすぎていることも少なくありません。このような場合には、かかりつけ医に相談をしましょう。
高齢者では立ち上がる時に血圧が低下する起立性低血圧を起こすことも多いです。立ち上がる時にはゆっくりと立ち上がるようにしましょう。
10代で血圧が上90、下50だった時に考えられる原因と病気のリスク・対処法
10代では血圧が低めであることも多いです。本態性低血圧であることが多く、症状が無ければ様子を見ても良いでしょう。立ちくらみがよく起こったり、めまいなど生活に支障が出る場合には小児科や内科を受診しましょう。
20代・30代・40代・50代で血圧が上90、下50だった時に考えられる原因と病気のリスク・対処法
20代、30代、40代、50代で低血圧がみられる場合にも、症状が無ければ本態性低血圧の可能性が高いです。しかし、めまいや動悸などの症状がみられる場合には、ほかの病気に伴う低血圧の可能性もあります。心臓病や内分泌疾患、栄養障害に伴うこともあります。症状が続く場合には、まず循環器内科を受診して相談をしましょう。
健康診断で測定する血圧の基準値・異常値
ここまでは診断されたときの原因と対処法を紹介しました。再検査・精密検査を受診した方が良い結果がいくつかあります。以下のような診断結果の場合にはすぐに病院に受診しましょう。
健康診断での血圧の基準値
健康診断でも血圧の基準は同じく、診察室で120/80mmHg未満が正常と診断されます。
140/90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。低血圧の基準としては特にありませんが、100/60mmHg以下の場合には低いと判断されることが多いです。
健康診断での血圧の異常値・再検査基準
健康診断での異常値としては140/90mmHg以上の高血圧である場合には再検査、受診を勧められることが多いです。また、130/80mmHg以上の場合、高値血圧と診断され家庭血圧の測定や高めが持続する場合には受診を勧められることもあります。
通常、内科や循環器内科を受診していただくと良いでしょう。
低血圧に関しては、特に基準はありませんが、100/60mmHg以下でふらつきやめまいなどの症状を伴う場合には、同じく循環器内科を受診することがすすめられます。

