使用頻度が低いものに便利! デメリットも
実際に使用してみて、簡単に密封できたのは良かったのですが、セリアのシーラーは、手軽に使用できる反面、電源のオンオフがないので使用後に毎回電池を抜く手間がある点がデメリットに感じました。毎日少しずつ食べるようなものに使用するとなると、輪ゴムやクリップの方が手軽そうにも感じます。
一方、保存容器に入れて余ってしまった調味料など、湿気やこぼれてしまうのが心配な長期保存しておきたいものに関しては、密封しておけると安心感があります。使用時の注意点は?
シーラーを使用できる材質は、アルミ蒸着袋、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニールで厚みは0.1mmまでとなっているので、それ以外のものには使用できません。発熱する商品なので、電池を入れたままにしないように注意が必要です。自宅での利用はもちろん、中途半端に中身が残ってしまいそうなアウトドアなどのシーンでは活用しやすそうに思いました。電池を抜く手間があるとは言え、食品の乾燥を防ぐことができるシーラーが110円で購入できるとなれば、一度使ってみる価値はあるかなと思います。
<写真・文 鈴木風香>
【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama

