犬の境界線トレーニングとは?

犬の境界線トレーニング(バウンダリートレーニング)とは、柵や扉などの物理的な仕切りなしに、犬に「ここから先に行ってはいけない」というルールを理解させるしつけです。最終的な目標は、犬が自発的に見えない境界線を越えなくなることです。
境界線トレーニングにはさまざまな方法がありますが、ここでは立ち入ってほしくない部屋で行うトレーニング方法の一例をご紹介します。
1.入ってほしくない部屋のドアを全開にする 2.犬が部屋へ入ろうとした瞬間に「あっ!」などと声を上げて注意を引く 3.犬の名前を呼ぶ、または「オイデ」の指示で呼び戻す 4.飼い主の元へ犬が戻ってきたら褒める境界線トレーニングを短期間で習得するのは難しいため、長期にわたって根気よく繰り返し練習することが大切です。
境界線トレーニングをするときのコツ3つ

境界線トレーニングは、犬の安全を守るための大切なしつけです。では、境界線トレーニングを円滑に進め、成功に導くにはどうしたらよいのでしょうか?ここからは、境界線トレーニングをするときのコツを3つご紹介します。
1.基本的なしつけを習得しておく
まずは「オスワリ」「フセ」「マテ」「オイデ」といった基本的なしつけを習得させてから、境界線トレーニングを行うようにしましょう。基本的なしつけが身についていない状態でトレーニングを行うと、犬が混乱してしまい、スムーズに進まない可能性があります。
しつけの土台を整えておくことで、犬の理解力が高まり、トレーニングを円滑に進められるでしょう。
2.初めは集中できる環境を整える
トレーニングの初期段階では、犬がトレーニングに集中できるように環境を整えることが大切です。テレビの音やおもちゃ、家族の動きなど、犬の気が散る可能性がある刺激を極力排除した静かな環境でトレーニングを始めましょう。
集中できる環境でトレーニングを行うことで、成功率がアップし、犬のモチベーションも向上します。トレーニングが定着してきたら、少しずつ環境に刺激を加えていき、最終的にはどのような環境でも境界線を守れるようにします。
3.一貫性を持つ
トレーニングを成功させるには、一貫性が不可欠です。家族全員が同じコマンド(指示語)を使い、同じルールで対応するように徹底しましょう。家族の誰かが境界線を越えるのを許してしまうと、犬は混乱し、トレーニングの効果が薄れてしまいます。
コマンドやルールに一貫性を持たせることで、「ここから先に行ってはいけない」という認識が犬に定着しやすくなります。それが境界線トレーニングの成功へとつながっていくでしょう。

