■中身は昔ながらの「歳末大売り出し」?
また、近年の盛り上がり方に対し、こんな冷静な意見も注目を集めています。
「ここ数年でハロウィーンのように定着した感があるけど、これって結局、昔からある『歳末大売り出し』や『年末バーゲン』のことじゃない?」
確かに、10月末のハロウィーンが終わり、12月のクリスマスまでの「空白期間」を埋めるイベントとして定着しましたが、やっていることは「年末に向けた安売り」そのもの。
名前がおしゃれになっただけで、実質的には日本の伝統的な「年末商戦」が形を変えたものと言えるかもしれません。
■「お店が黒字」だからブラック
ちなみに、この「ブラック」という言葉の響きから「ブラック企業」のようなネガティブなイメージを持つ人もいますが、本来の意味は「お店が黒字になる」こと。(※元々は1960年代、買い物客でごった返す混乱を警察官が皮肉って呼んだのが始まりという説もありますが、現在はポジティブな意味で使われています)
日付がバラバラでも、由来がどうあれ、私たち消費者にとっては「安く買えるチャンス」であることに変わりはありません。
「歳末大売り出し」改め「ブラックフライデー」。カレンダーに惑わされず、お得なタイミングを見逃さないように楽しみましょう。
(LASISA編集部)

