開き直る彼にあ然
すると、彼は開き直った様子で「あんなかたちでバレるなんてさ。知り合いに会いそうな場所でデートするのは、やっぱり良くなかったよな」と笑いながら答えたのです。
彼には、私以外に「彼女」がおり、彼の友人はその「彼女」と会ったことがあったよう。そのため私を見て「以前会った彼女とは別れて、新しい彼女ができたんだ」と思い込んだようなのです。
私は彼の言葉に、思わずあ然。「悪い」と思っている様子がないことにもただただ驚きでした。
後日、彼から「別の女性とは別れたから」と謝罪をされました。彼のしたことは最低です。ただ、当時は彼への思いを捨てきれず、この件は許してしばらくは恋人として一緒に過ごすことを決めました。
でも、当然かもしれませんがそんな彼とは長く続くことはなく、この出来事の約半年後にお別れすることになりました。二兎を追う者は一兎をも得ず。彼にはこれを教訓としてもらいたいと思う出来事でした。
著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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