「あんぱん」今田美桜から「ばけばけ」高石あかりへ…“朝ドラ”ヒロインがバトンタッチ

「あんぱん」今田美桜から「ばけばけ」高石あかりへ…“朝ドラ”ヒロインがバトンタッチ

“朝ドラ”のバトンを渡す今田美桜と受け取る高石あかり
“朝ドラ”のバトンを渡す今田美桜と受け取る高石あかり / ※提供写真

放送中の連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合ほか)から9月29日(月)スタートの連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合ほか)へのバトンタッチセレモニーが実施され、それぞれの作品で主演を務める今田美桜と高石あかりが登場した。

なお、セレモニーはNHK大阪放送局にて実施され、コメントを発表した後、プレゼント交換やバトンパスが行われた。

■今田美桜&高石あかりが「あんぱん」「ばけばけ」への思いを語る

まず、「あんぱん」にてヒロインを務めてきた今田が最終回に向けて、「いよいよ終わってしまうというさみしさがありますが、半年間『あんぱん』の世界を皆さんに見守っていただき、ここまでくることができました。本当に感謝しております。あと3日ですが、これからまだまだ『アンパンマン』の軌跡も続きます。最後まで嵩とのぶを温かく見守っていただけたらうれしいです」と今の思いを明かした。

そして、9月29日に放送開始を控える「ばけばけ」のヒロイン・高石は「まず今日のバトンタッチセレモニーを迎えられて本当にうれしいです。数カ月撮影をしていて、スタッフの皆さんがとにかく温かくて『こんなに現場って楽しくっていいんだっけ』と思えるような毎日を送っています。それが見てくれる皆さんにしっかり伝わればうれしいです」と充実の日々を語った。

■心のこもったプレゼント交換

セレモニーではプレゼントの交換も実施。

今田が高石に贈ったのは、高知県の伝統工芸品「土佐凧(とさだこ)」。「あんぱん」の舞台地である高知県に伝わる「土佐凧」は、江戸時代から続く伝統工芸で、手漉きの土佐和紙に縁起の意匠を描くのが特徴。土佐の地では、子供の誕生や節句を祝って土佐凧を揚げ、成長と飛躍を願う風習がある。

この土佐凧には、「ばけばけ」に欠かせないしじみ汁が墨の線で描かれ、伝統的な赤い色には魔よけの意味が込められ、鮮やかに仕上げられた。今田から高石への思いとともに、ドラマの盛況と成功への祈りを込めて贈られた。

受け取った高石は、「しじみ汁は第1話から作品の重要なアイテムなのでうれしいです。(凧の赤い色には)魔よけの効果があるということで、撮影スタジオの前にしっかり貼っておきたいなと思います」とうれしそうな笑顔を見せた。

続いて高石は、島根・松江の伝統工芸品「八雲塗(やくもぬり)の手鏡」と「松江市宍道湖産のしじみ」を今田にプレゼント。舞台地である松江の伝統工芸品・八雲塗の手鏡には、今田の名前にちなみ「美しい桜」の柄がデザインされ、名前の部分には高石が工房に行き色を選び、そして“撮影お疲れさまでした”の気持ちを込めて、名入れをしたという。

受け取った今田は「しじみが大好きなのでうれしいです。何よりも、撮影でお忙しい中、手鏡に手描きしていただいて…大切に使わせていただきます。ありがとうございます」と、笑顔で感謝を伝えた。

※高石あかりの高は正しくは「はしご高」

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