英会話教室を退会
翌週、私は英会話教室に退会届を提出した。理由は「仕事が忙しくなったため」という一般的なものにした。
家に帰ると、すぐにメッセージアプリの中にいる武内くんをブロックし、友達一覧から削除した。連絡手段を完全に断って、もう彼のことは忘れようと思ったのだ。
でも、私はこの時、彼の執着の深さを、全く理解していなかった。そして、共通の知り合いが多いという環境が、いかに厄介な足かせになるのかを知ることになる―――。
あとがき:境界線を越える男の論理
ここでは、物理的な接触だけでなく、言語による境界線の侵害がテーマです。武内は自分の妻を侮辱することで、萌子との関係を「特別なもの」にしようと試みます。彼にとって、既婚者であるという制約は、むしろ刺激的なゲームのルールに過ぎません。萌子の「断絶の決意」は当然の行動ですが、残念ながら、このような「執着心の強いタイプ」の人間は、拒絶されたことで逆に燃え上がってしまう危険性を秘めています。ブロックは一時的な防衛策に過ぎませんでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

