ヒカリさんの夫フトシさんはいわゆる食い尽くし系。嫌いな野菜は食べなくても自分の好きなものは家族の分であろうと考えなしに好きなだけ食べてしまうフトシさんに頭を悩ませていたヒカリさんは、フトシさんだけ食事の場所を別にするなどして対策をするも解決には至らず。ヒカリさんが注意すると「俺のお金だろ」と言い返すフトシさんに耐えかねたヒカリさんは、実家に助けてもらいながらなんとかやりくりをしているけれどフトシさんにかかる食費で家計が苦しいと現状を説明、もう限界だと必死に訴えましたが、フトシさんには全く響きません。もう自分だけでは抱えきれないと感じたヒカリさんは実家の母親に電話で相談。その後、ヒカリさんは家族で実家に帰省。二人の姉ユカリさんとサオリさん家族も集まりました。フトシさんの食い尽くしはヒカリさんの実家でも健在。サオリさんが差し入れた人数分のシュークリームをいつの間にか一人でほとんど食べてしまったり、義兄たちが食事の準備を手伝っていても自分が食べることしか頭にないフトシさんは全く動かず、ヒカリさんのお父さんに促されて渋々台所へ行ったかと思えば甥ショウヘイ君のおにぎりを無断でぱくり。周りがドン引きしていることにも気づかず悪びれる様子のないフトシさんに、ついにお父さんが「君は自分の食欲のために周りの人のことを考えていない。こんなことが毎日繰り返されているならヒカリのことも心配になる。正直私は離縁を考えてもいいレベルだと思っているよ」と苦言を呈します。まさか自分の食欲が離婚案件になるとは思っていなかったフトシさんは顔面蒼白です。
「あの人おかしい」周りの反応を目の当たりにし絶句する食い尽くし夫
フトシが台所で父から「君は自分の食欲のために周りの人のことを考えていない。離縁を考えてもいいレベルだ」と叱られていたと甥のショウヘイくんに聞いた私はビックリ。
すると、姪のマミちゃんが「怒られて当然でしょ。普通シュークリームあんなに食べる？あの人おかしいって！！」と腹立たしそうに言い、姉のサオリさんも「あれは確かに驚いたよねー・・」と苦笑い。
ユカリ姉の夫ヨシキさんが「つまり、これがいつも・・なんですよね・・？」と恐る恐る聞くと、「あはは・・そうなんです・・」と気まずそうに言うしかありませんでした。「あれはないわね・・」「うん、ちょっと・・」みんなから口々に言われ、いたたまれない気持ちに。
すると、みんなのやり取りを聞いていたユウヤとサラが「みんな・・パパがこめんなさい」「ごめんなさいっ」と今にも泣きそうな顔で謝りました。慌ててマミちゃんが「違う違う！！あなた達が謝ることじゃないよっ！！」と言いましたが、二人は申し訳なさそうにしたまま。
その様子を少し離れたところから父と一緒に見ていたフトシは絶句。「わかるか？あれが君のした行動に対する反応なんだよ」と父に言われ、フトシはようやく自分の行動が普通ではなかったことに気づきました。母は、重くなった空気を変えようと「・・さ！そろそろいただいたドーナツでも食べましょう！」と明るく提案。
「フトシくんには最後に渡してもいいかしら？」と聞いた母は、「あ、はい・・」と元気なく答えたフトシに「ごめんなさいね。『みんなで』食べたいから！」とにっこり。母の笑顔から無言の怒りを感じたフトシは怖くて目が合わせられませんでした。
周りのことを考えず自分が食べたいだけ食べてしまうフトシさんがヒカリさんのお父さんから叱られたと聞いたみんなは、「怒られて当然」「あれは驚いた」「あれはない」とフトシさんを庇う人は誰もいませんでした。すると、それを聞いていたユウヤくんとサラちゃんが「みんな・・パパがごめんなさい」「ごめんなさいっ」と今にも泣きだしそうな顔でみんなに謝罪。その様子を目の当たりにし、お父さんからも「あれが君がした行動に対する反応なんだよ」と言われたフトシさんは絶句し、ようやく自分の行動がおかしいことに気づきます。微妙な空気を変えようと「ドーナツでも食べましょう！」と提案したお母さんは、「フトシくんには最後に渡していいかしら？ごめんなさいね。みんなで食べたいから！」とにっこり笑顔でしっかり皮肉を言い、フトシさんは返す言葉もありません。
フトシさん、みんなの反応を見てようやく自分の行動の異常さに気づいたようですね。ヒカリさんがあれほど訴えていたのに・・もっと早く気付いてほしかったです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
