
漫画「厄年に乳がんを宣告された話」のカット(マコモさん提供)
マコモさんの連載漫画「厄年に乳がんを宣告された話」がインスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
胸に痛みや違和感を覚え、乳腺外科を受診。検査後に告げられたことは…という内容で、読者からは「私にとっても希望になりました」「勇気をもらいました」などの声が上がっています。
楽しいことも楽しめない日々
マコモさんは、インスタグラムとブログ「乳ガンサバイバー マコモの記録」で闘病漫画などを発表しています。マコモさんに作品について話を聞きました。記事では、全22話中、第10話から第18話までをご紹介します。マコモさんのインスタグラムとブログで全話を読むことができます。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
マコモさん「元々絵を描くのは好きで、小学生のときはよくノートに落書きや簡単な漫画を描いていました。インスタグラムを始めたのは、2024年の春ごろです。宣告から3年がたち、気持ち的に一区切りついた感があったので、筆を執りました」
Q.ご自身の闘病について漫画にしようと思った理由やきっかけを教えてください。
マコモさん「エッセー漫画が好きなのですが、がんを宣告された後に同じような境遇の人が描いた漫画やブログを読んで、心が救われたことを今でも覚えています。『せっかく絵が描けるのだから私も…!』という思いと、何より自分自身が忘れないためにも、漫画を描こうと思いました。最初のうちはある程度満足したら切り上げようと思ったんですが、ありがたいことに見ていただく機会や、メッセージやコメントなどをいただくことが増えて、自分のためだけではなく読者の皆さんのためにも頑張ろうという気持ちになりました」
Q.診断が確定するまでは、どのような心境で過ごしていらっしゃったのでしょうか。
マコモさん「『私って、もしかして…がんなの?』と、何をしていても、そのことで頭がいっぱいでした」
Q.とても冷静に病気を受け入れていらしたように見えましたが、当時の自分を今振り返ってみて、どのような心境だったでしょうか。
マコモさん「宣告後から1年くらいは、ふとした瞬間に最悪の事態を考えてしまいましたし、お先真っ暗という感じでした。桜を見ながら『これが最後の花見なのかな』とか、誕生日ケーキを食べながら『あと何回これを食べられるのかな』とか、楽しいことも楽しいと感じられなくなっていました」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
マコモさん「『勇気をもらえました』『希望です』など、作品を通して前向きなコメントをいただくたびに、描いてよかったなという気持ちでいっぱいになります! ステージ4の乳がん患者ですが、おかげさまで元気に過ごしています」
Q.今後、増やしていきたい漫画のシリーズやテーマはありますか。
マコモさん「今後も病気に関する話や、家族のことや日常で感じたささやかなことや心をテーマにした話も描きたいと考えています! フォロワーさんの体験記なども描いてみたいです」
