私への文句は毎日湧いて出る
その日から連日、勝也から私の失言や失敗について聞かれるようになりました。
「母さんがさ、和食が食べたいって言ったのに今日もパスタだったって…」
「え!?お義母さんがパスタもいいわねって言ったんだよ…?」
その日、義母はお昼前のお料理番組を見て「パスタが食べたいわね」って言ったのです。だから予定を変更してパスタにしたのに、裏ではそんなことを言っているなんて。
「もう、お義母さんの本心が全然分からない…」
昼間の楽しく過ごしていた時間も、もしかして義母は内心怒っていたのかな? 私の笑顔も、義母の優しさも、すべてが偽物だったように思えて、義母の顔を見るのが怖くなってきました。
この理不尽な状況は、私の精神を確実に蝕んでいきました。連日、まるで私が悪者であるかのように仕立て上げられる毎日。私は、深く、深く、人間不信の泥沼に足を踏み入れていくのを感じたのです―――。
あとがき:昼の優しさが夜のナイフになる瞬間
この物語の恐ろしい点は、義母が愛子さんに直接文句を言わないこと。そのせいで、昼間の愛子さんの「楽しかった」という感覚もすべて偽物だったように思えてしまいます。
義母は、愛子さんを追い詰めるために「夫を経由させる」という巧妙な手口を使っています。勝也さんが真偽を確かめず、ただ母の言葉を伝えるだけの「伝書鳩」になっていることが、愛子さんの精神を蝕む最大の原因のように思えます…。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

