秋ならではの注意点と準備
寒さや乾燥以外でも秋キャンプには覚えておくべき注意点もあります。
日の入りと結露への対応
夏に比べて日が暮れるのが早いため、設営は遅くとも日没の1時間前には終えられるよう、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
また、秋の夜間は結露が発生し、テントやタープが朝露でびっしょり濡れます。撤収時に「乾燥させる時間」を見込むか、家に持ち帰ってからしっかり乾燥させる作業が必要だと覚悟しておきましょう。
濡れたまま放置すると、カビの原因になります。蚊やブヨは減りますが、ハチなど他の虫はまだ活動しているため、念のため虫よけスプレーや、万が一のためにポイズンリムーバーを準備しておくと安心です。
まとめ:安全に楽しむためのチェックリスト
秋キャンプは、夏キャンプの経験を活かしつつ、少しの準備を加えるだけで、格段に快適になる最高のシーズンです。
安全に楽しむために、保温力の高い寝袋、コットまたは断熱性の高いマット、防寒用衣類(フリース、防風アウター、厚手靴下、ニット帽)、濡れタオルまたは小型加湿器、そして焚き火台シート(耐熱シート)を忘れずにチェックリストに入れてください。
準備をしっかりすれば、秋キャンプは最高の思い出になります。寒さに負けず、安全にこの素晴らしい季節を楽しみましょう!

