ストレスを溜めこまないための対策とは?Medical DOC監修医が解説します。
※この記事はMedical DOCにて『「ストレスで倒れる5つの前兆症状」はご存知ですか?医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
伊藤 陽子(医師)
浜松医科大学医学部卒業。腎臓・高血圧内科を専門とし、病院勤務を経て2019年中央林間さくら内科開業。相談しやすいクリニックを目指し、生活習慣病、腎臓病を中心に診療を行っている。医学博士、産業医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本医師会認定産業医、公認心理師。
ストレスで倒れてしまった際の正しい応急処置
倒れた人の原因がストレスであるかどうかはすぐにはわかりません。
倒れた人を目撃した場合、どのように応急処置をすればよいでしょうか?まず、周囲が安全か確認をしましょう。そして、倒れた人の意識を確認し、意識がなければ周囲に声をかけて応援を呼んでください。また、119番通報をし、周囲にAEDがあれば持ってきてもらいましょう。次に、倒れた人の胸とおなかの動きを確認し、呼吸をしているか確認をする必要があります。心肺停止していたら、心肺蘇生を試みてください。
もし、すぐに意識が戻るようでも、すぐには動かさず横にしたまま様子を見ましょう。この時に、どのぐらいで意識が戻ったのか、意識がない時にけいれんなどなかったか、意識が戻った後も意識がもうろうとしていたかなど、倒れた前後の状況について本人へ伝えるようにしましょう。
ストレスを溜めこまないための対策
ストレスをため込むことで、自律神経のバランスが崩れたり、体の不調が起こることが考えられます。通常の生活をしていてストレスが全くない方はいないと思います。なるべくストレスをため込まないようにすることが大切です。ストレスをため込まない対策について、以下のことを参考にしてみてください。
セルフモニタリング
自分の現在の状態を把握することがまず大切です。自分がストレスと感じることが何か、例えば、睡眠不足や人間関係、気温、花粉など人によってストレスの原因はさまざまです。どんなことが自分のストレスの引き金になっているかをまず考えることが非常に大切です。次に、そのストレスによってどのような体の反応が出るか、例えばイライラする、頭痛、肩こり、過食などが起こっていないかを考えましょう。そして、そのストレスが現在どの程度であるかを、実際に書き出すことで整理をすることが大切です。自分の今の状態を正確に把握することで、自分のことを冷静に考えられるようになります。
ストレスコーピング
次に、ストレスへの対処法を考えます。ストレスに対しての気持ちを周囲に発信したり、ストレスに対しての自分の考え方を変えたり、解決を目指したり、周囲への支援を求めることも対処法の一つです。また、ストレス解消のために気晴らしを行うことも大切な解決法です。ストレスに対して自分で対処していると自覚を持ちながら、自分に合った対処法を選ぶようにしましょう。

