後悔…素直に言えなかった
どう答えるか迷ったものの、私は正直に事情を説明するのがなんとなく面倒に感じてしまい……。「いや、はき替えたんだよ」「ちょっと汚れちゃって」とだけ伝え、話題を変えようとしました。
子どもは私の返事を聞くと、「ふーん」と言い、不思議な顔をしたままではあったものの、それ以上質問してくることはありませんでした。
あとから振り返ると、素直に事情を話してもよかったのかもしれないと少し後悔が残ったのですが、あのときはどうしても正直に話す気持ちになれず……。
どこかで機会があれば、子どもに経血の仕組みや「あのとき、パジャマのズボンをはき替えた理由はね……」と正直に話すことができたら、と思います。
生理中は経血が漏れないかなどの心配事があり、気持ちも不安定になりやすく、予想もしない出来事に困惑しがちな私。ですが、この経験をもとに次は子どもにもきちんと生理について話せたら、と思っています。
著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:sawawa
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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