心房粗動の前兆や初期症状について
心房粗動の主な症状は、次のようなものが挙げられます。
動悸
息切れ
胸の痛みや不快感
めまいやふらつき
疲労感
心房粗動の一般的な初期症状は動悸です。心臓の拍動が通常よりも速く、または不規則になるため、不安や胸部の圧迫感を感じることがあります。
心房の異常な収縮が心臓のポンプ機能に影響を与え、十分な酸素が全身に供給されないため息切れを感じたり、めまいやふらつきが現れることもあります。
心房粗動の症状が進行すると心不全の症状が現れたり、失神したりする場合もありますが、心房粗動を発症しても自覚症状がないケースもあります。
症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診することが不可欠です。心房粗動は早期に診断し、適切な治療を行うことで、症状の悪化や合併症のリスクを軽減できます。
心房粗動の検査・診断
心房粗動は心臓の不整脈で、適切な診断と治療が重要です。以下は、心房粗動の検査と診断方法についての詳細です。
検査 特徴や注意点
心電図 心房粗動では「F波」と呼ばれる特有の波形パターンが現れる
ホルター心電図
・24時間から48時間にわたって心電図を記録できる
・心房粗動は発作的に現れることがあるため、日常生活中の心臓の状態をモニタリングすることで発作のパターンを把握するのに役立つ
心臓超音波検査
・心臓の構造と機能を評価するための検査
・心房粗動がある場合、心房の拡張や心臓の機能障害を確認でき、心房粗動の原因や心臓への影響を把握できる
血液検査 心臓に負担をかける要因や関連する疾患の有無を調べられる
心電図は、心房粗動を診断する代表的な検査です。
心電図の他に心臓カテーテル検査を行う場合もあり、心房内の異常な電気経路や心臓の圧力を測定することで原因を特定します。

