致死率20%超も…? 今も海外で流行する感染症「ジフテリア」の症状を医師に聞く

致死率20%超も…? 今も海外で流行する感染症「ジフテリア」の症状を医師に聞く

ジフテリアの前兆・初期症状について

ジフテリアは感染後2〜5日程度で症状が現れることが多く、場合によっては10日ほどかかります。
呼吸器ジフテリアに感染すると、以下のような症状が出現します。

発熱

喉の痛み

頸部リンパ節腫脹

嚥下困難(飲み込みにくさ)

倦怠感(体のだるさ)

嗄声(声のかすれ)

そのほかの特徴的な症状は、扁桃や咽頭、喉頭や鼻の粘膜に灰白色の厚い偽膜が形成されることです。
偽膜の形成が進むと気道が塞がり、呼吸困難に陥る危険があります。

ジフテリアの毒素によるダメージが心臓や腎臓、末梢神経にまで及ぶと、心筋炎や神経炎といった重篤な合併症を引き起こすリスクもあります。一方で皮膚ジフテリアは、皮膚にうろこ状の発疹ができたり、境界が明瞭な潰瘍ができたりします。

呼吸器ジフテリアと比較して、重篤な合併症は出にくい傾向があります。

ジフテリアの検査・診断

ジフテリアの検査や診断をおこなうにあたり、以下の内容を問診で確認します。

症状の経過

ジフテリアのワクチン接種歴

ジフテリアが流行している地域への渡航歴

ジフテリア感染者との接触の有無

問診に加えて、頸部リンパ節の腫脹や偽膜形成の観察と細菌の培養検査をおこないます。

培養検査は患者の喉や鼻から採取した検体を使用し、ジフテリア菌が認められるか調べます。場合によってはPCR検査もおこなうこともあります。

ジフテリアの検査は感染した人だけでなく、周囲への感染予防のために濃厚接触者も受けなければなりません。

配信元: Medical DOC

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