小学5年生の夏、友達が突然失踪した。20年後に出会ったそっくりの女性/その叫びは聞こえていたのに(1)

小学5年生の夏、友達が突然失踪した。20年後に出会ったそっくりの女性/その叫びは聞こえていたのに(1)

2人だけの秘密
2人だけの秘密 / (C)きむら かずよ/KADOKAWA



あの日、親友に何があったのか。
小5の夏に、彼女は母親と姿を消した…。

地域の民生委員を務めているカヨコは、赤ちゃん訪問でやってきたとある家でアカネという若いママと出会い、彼女を見た瞬間にとある記憶が蘇ります。それは、小学校時代の親友・ナルミのこと。

家の家財道具はそのまま、学校にはピアニカも絵の具も置いたまま、ナルミとその母だけがひっそりといなくなった…。そんな記憶が瞬時に蘇るほどアカネはナルミに似ており、彼女は10代の若いお母さんで、親戚も友達もいない土地で初めての子育てに苦労しているように見えたことで、カヨコは親身になってアカネを助けようとします。

「かつて自分の前から忽然と消えたナルミの心の声を自分は聞いていただろうか」
「大人になった自分は、アカネに手を差し伸べることができるだろうか」

無縁社会に落ちてしまった母と子どもを葛藤しながら見つめる、セミフィクションコミックエッセイをお送りします。

※本記事はきむら かずよ著の書籍『その叫びは聞こえていたのに 消えた母子をめぐる物語』から一部抜粋・編集しました。



登場人物
登場人物 / (C)きむら かずよ/KADOKAWA


プロローグ

お母さんと家から逃げてきてん
お母さんと家から逃げてきてん / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

お母さんと2人で…
お母さんと2人で… / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

雨がいっぱい降ってきて…
雨がいっぱい降ってきて… / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

朝がくるのをずっと…
朝がくるのをずっと… / (C)きむら かずよ/KADOKAWA



とってもキレイな人だった
とってもキレイな人だった / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

よかったら泊まりに来て
よかったら泊まりに来て / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

あなたたちはいつも仲良しやね
あなたたちはいつも仲良しやね / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

微妙に仲間外れにされていた
微妙に仲間外れにされていた / (C)きむら かずよ/KADOKAWA



少しずつ仲良くなった
少しずつ仲良くなった / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

突然いなくなった
突然いなくなった / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

玄関の自転車
玄関の自転車 / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

全部置いたまま
全部置いたまま / (C)きむら かずよ/KADOKAWA



赤ちゃん訪問に来ましたー
赤ちゃん訪問に来ましたー / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

現れたのは
現れたのは / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

友人…?
友人…? / (C)きむら かずよ/KADOKAWA

記憶があふれだす
記憶があふれだす / (C)きむら かずよ/KADOKAWA



著=きむら かずよ/『その叫びは聞こえていたのに 消えた母子をめぐる物語』




配信元: レタスクラブ

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