いつも年末年始は、遠方にある夫の実家に帰省していました。しかし、当時は新型コロナが流行していて、しかも私は10月に次男を出産したばかり。産後すぐに長距離移動は難しいということで、その年は帰省を見送ることになりました。
「今年は自分の両親を呼んで、のんびり過ごそう」と思っていたのですが……。予想外の出来事が起こり、“帰省を迎える側の気持ち”に気づかされることになったのです。


ゆっくり過ごすはずが、まさかの提案
落ち着いた年末年始を迎えられると思っていた矢先、夫から「母親と弟と妹が、年末年始にこっちへ来たいって言っているけれど大丈夫かな?」と相談が。しかも、まさかの“3泊希望”と言うのです。
夫が「一度、嫁に聞いてみる」と伝えている時点で、私が断れるはずもありません。こうして、義母と義弟、義妹の3人が年末年始をわが家で過ごすことになりました。
一番の不安は料理…しかも、夫は見ているだけ
布団の準備などは夫に任せられるとしても、私が一番気になったのは料理。義実家の年末年始は、いつも手の込んだごちそうが並びます。
産後の身で、そのクオリティを求められるのは正直つらい……と思いながらも、準備を開始。夫は「無理はしなくていいからね」と言うものの、何もせずに見ているだけでした。
義母と同じような料理のほうがよろこばれるだろうと考え、私は年越しそばや三段の手作りおせち、そのほかさまざまな料理を準備して義家族をもてなしました。
義家族が帰るころには、私はすっかりヘトヘト。「おいしいものをたくさんありがとう!」とよろこんでもらえ、やり切った達成感はあったものの、玄関の扉が閉まった瞬間、どっと疲れが押し寄せてきたのでした。

