猫を『不安』にさせる飼い主のNG行動4つ 気付かぬうちにストレスを与えているかも?

猫を『不安』にさせる飼い主のNG行動4つ 気付かぬうちにストレスを与えているかも?

3.環境の変化を頻繁に起こす

ご飯を食べない猫

猫は縄張りやルーティンを大事にしていて「変化」が苦手な動物です。家具の配置換え、模様替え、引っ越し、家族構成の変化などは、猫にとって大きなストレスになるのです。トイレや食器の位置を少し変えるだけでも、食欲が落ちたり落ち着かなくなる場合があります。

日々の生活リズムや環境はできるだけ一定に保ち、どうしても変化が必要なときは、猫が慣れるまで時間をかけて段階的に行いましょう。

また、引っ越しシーズンや近くで工事をしている時など、新しい匂いや音が多い時期には、猫が安心できる「隠れ場所」やお気に入りの毛布などを用意してあげると安心感を与えられます。

4.叱る・無視するなどのネガティブ対応

落ち込む猫

「イタズラをした」「トイレを失敗した」などの場面で、怒鳴ったり無視したりするのは逆効果です。猫は叱られても何が悪かったのかは理解できず、ただ嫌な気持ちだけ学習してしまって飼い主との関係に不信感を抱きます。

猫は言葉ではなく「空気」を感じ取る動物なので、声のトーンや態度の変化に強く反応するのです。どうしても叱る必要がある場合は、現行犯(その場)で、「コラ」「ダメ」など短い言葉で鋭く言うようにしましょう。

問題行動があった場合には原因を探ることが大切です。例えば、トイレの失敗なら清潔さや設置場所を見直すなど、猫が安心できる環境づくりで根本的な解決を図りましょう。

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