「急性心不全の症状」についてよくある質問
ここまで急性心不全の症状などを紹介しました。ここでは「急性心不全の症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
若い人の急性心不全の初期症状について教えてください。
小鷹 悠二 医師
若年者でも高齢者でも、基本的に初期症状は変わりません。初期の段階としては、それまでできていた動作での息切れや胸の苦しさを自覚することがありますので、坂道や階段、仕事での肉体労働などで、以前よりも息切れが目立つ、胸が苦しくなる、一休みしないと続けられなくなる、といった症状で出現することがあります。
このような症状を自覚する際には、若い方であっても早期に受診をしていただくのが大切です。
急性心不全は何歳以上に多い疾患ですか?
小鷹 悠二 医師
基本的には、生活習慣病などが原因で動脈硬化が進行して引き起こされる心疾患などが原因となることが多いため、60歳以上の高齢者に多い病気です。ただし、近年では食生活の欧米化に伴い若年者でも動脈硬化疾患を発症することが増えていることや、若い方でも生じるような不整脈や先天性疾患(生まれつきの異常)などが原因で生じることもあるため、若い方でも発症することはあります。
編集部まとめ
急性心不全は発症すると命にかかわることもある危険な状態です。
疑われるような症状が出現した際には、できるだけ速やかに病院を受診することが何より大切です。
普段ない症状が急に出現したときには、すぐに循環器科や救急外来の受診を検討し、症状が強い場合には救急要請をするようにしましょう。

