まずはアカハタ…でなくカマスから開始!ポイントは港から5分!
当日、船宿に向かう道中は雨。岩港に着くと幸いにも雨は止んでいたが少々空模様が心配といったところ。しかしながら、緑龍丸ではアオリイカ船もスタートしており、悪天候にもかかわらず沢山の釣り客が訪れていた。向笠仁志船長に電話した際「カマスの反応も見えて来ているので、当日様子をみながら一緒に狙ってみましょうか」とのことだったので、カマス用のメタルジグと、ジグサビキも用意していた。
準備も終え、午前5時30分に出船。カマスのポイントは港から5分とのことで、まずはそちらを狙ってみることに。「ダメならすぐに根魚のポイントに向かいます」とのことだが、数分で反応が見つかり水面にはボイルも発生している。さっそくカマス釣りをスタートさせると、ジグサビキで狙っていた友人の竿が曲がる。上がって来たのはカマス…ではなくウルメイワシである。型も良く、これはこれで数が纏まればお土産になる。
すかさず記者もメタルジグからジグサビキに変更すると…カマスでなく、またしてもイワシがヒットした。小型のシイラやワカシ、イナダの姿も見られたが、水面のボイルもカマスではなくフィッシュイーターに追われたイワシなのかもしれない。天候は相変わらず雨が降りそうなどんよりとした曇り空。明け方で暗く、「照度」不足の影響があるようだ。20分程の移動をして本命のアカハタを狙っていく!
本命のアカハタは好調!
到着したポイントではアカハタ、オオモンハタなどの根魚をメインにカマスも狙えるとのこと。ここではまず〝ボトムワインド〟で探っていく。ジグヘッドは21g(3oz)に中~大型のワームを組み合わせて使用していく。
すると、広範囲を探っていた友人にヒット。強い引きだ。水面に綺麗な紅色の魚影が写る。無事ネットに収まったのは「良型のアカハタ」。大型のワームをしっかり喰っていた。その直後、船の周りに小魚のボイルが発生。こうなると、アカハタ、カマスのどちらを狙おうか悩ましいところ。
個人的にはこの記事にカマスの炙り握り寿司の写真を掲載しようと楽しみにしていたので、カマスをしつこく狙ったが、最終的にキープすることはできなかった…。次回に期待である!
その後も、アカハタが順調に釣り上げられたほか、小型のシイラやワカシもヒットして船上は賑やかに。たくさんのゲストフィッシュも登場し、これぞ、真鶴岩沖という釣りになった。

