
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ムービーナーズで連載中のほしつさんが描く『ホイホ・ホイホイホ』より、第3話にあたる『部活動の漫画』をピックアップ。
ほしつさんが8月24日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、8,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、ほしつさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■テレポートの使い道

女子高生の昆布川(こぶかわ)こだまは、高校の入学式当日、自身に超能力があることを知る。
ある日弁当を忘れたこだまは、超能力で家までテレポートしようとする。そのテレポートは頭からじわじわと消えていく奇妙なもので、さらに家ではなく学校のトイレにいた先生の前に、これまたじわじわと頭から順に移動したのだった。それを見た先生は驚き卒倒してしまう。
結局弁当を取りに行けなかったこだまは、学校の購買へ。所持金が足りず困っていたところ、一人の先輩に助けられる。そしてパンを奢る代わりに部活に入って欲しいとたのまれるのだった。
何の部活かわからないまま、友人のモモと猫山と部活の見学に行くと、部室には優しそうな女の先輩が3人待っていた。紅茶を出された3人は、居心地の良い雰囲気に、この部なら上手くやれそうだと思っていた。
しかし、ここが運動部の水筒に下剤を仕込む「下痢便部」という名の卑劣な部であることを知り、自分たちに出された紅茶にも下剤が仕込まれていることに気づく。3人は、入部届を書けば解放する、と言われ窮地に追い込まれるのだった…。
作品を読んだ読者からは、「まじ好きかも」「最高の回」「気が狂いそう たまらん」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・ほしつさん「ギャグ以外にもいろいろやってみたい」

――『ホイホ・ホイホイホ』の登場キャラクターたちはどのように生み出されたのか、また関係性を描く際に意識していることがございましたらお教えください。
私自身が日頃のドジで体をどこかにぶつけることが多く、その経験から主人公のコブ川が生まれました。モモと猫山については「こんな友達いたらいいな」と思いながら描いています。
――『部活動の漫画』の中で特に気に入っているシーンや、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
モモが体を張るシーンがお気に入りです。首にチョップを入れられる様子を頑張って描いたのでたくさん見てもらえたら嬉しいです。
――X(旧Twitter)の投稿には多くの読者から反響があったと思いますが、特に印象に残っているコメントなどはありますか?
ありがたいことに温かいコメントが多く、どなたの感想もみな印象深いです。全然反応できずすみません…いつも励みになっております。ありがとうございます!
――普段漫画作品を描かれる際、作品のストーリーやキャラクターなどはどのようなところから着想を得ることが多いですか?
日頃の妄想や担当さんとの打ち合わせから生まれることが多いです。ですが「下痢便部」というワードがどこから生まれたかはいまいち見当がついていません。
――ほしつさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
これからも楽しい漫画を作っていきたいと思っています。ギャグ以外にもいろいろやってみたいという気持ちもあります。
――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。
私の漫画を読んでくださりありがとうございます。まだまだ頑張っていこうと思うのでこれからも応援いただけたら幸いです!!

