「リモコン取って」「お茶くれ」産後の私に横柄な義父→私は家政婦じゃない…意を決して夫に相談すると

「リモコン取って」「お茶くれ」産後の私に横柄な義父→私は家政婦じゃない…意を決して夫に相談すると

義実家は男性至上主義。産後間もない私が乳児を抱えていても、義父は「リモコン取って」「お茶くれ」と次々に用事を言いつけてきます。まるで私は義父の世話係のよう。最初は我慢していた私ですが、ある日とうとう限界に。夫に本音をぶつけて相談してみることにしました。すると夫は……?

男性ファーストな義実家

義実家は男性至上主義です。義父はテレビの前にどっかりと座ったままで、義母がすべて世話を焼いています。私が妊娠中のつわりでつらい時期や、出産後に乳児を抱いている状態でも、義父の食事の配膳やお茶出し、リモコンを取ってくるといった細々とした用事を頼まれました。


私も最初は、郷に入っては郷に従えかなと我慢して動いていました。でも、産後の体調も戻りきらない中で乳児のお世話に追われる毎日。義実家にいるだけで気を遣うのに、いい年をした義父の用事まで押し付けられる状況に、だんだんと心が悲鳴をあげ始めました。


『私は家政婦じゃない』という思いが募ったある日、耐え切れず、思わず夫に正直な気持ちを伝えました。


すると、夫は私の心身の限界を理解してくれて、義父を変えることは難しいということから、義実家には余程のことがない限り帰らなくていいと言ってくれたのです。


現在は夫と子どもだけで義実家に帰省してもらっています。最初は申し訳ない気持ちもありましたが、私が無理をしてストレスをためるより、お互いに気持ちよく過ごせる距離感を保つ方が良い、と思うように。無理をして心身を壊してしまっては元も子もないからです。ストレスを感じる関係なら、適度な距離を保つことも大切な選択肢なのだと実感しています。


「行かない」という選択をしてからは、義実家へのイライラが消え、以前より穏やかな気持ちで子どもと向き合えるようになりました。私のSOSを受け止めてくれた夫には感謝しています。私が笑顔でいることが、結果的に家族円満につながっていると感じています。


著者:東ななみ/30代女性/2歳児、4歳児の母。フルタイム看護師。趣味はアニメ鑑賞。

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

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