
福岡県大野城市に本社を構えるヤマトバイオレッツ(ふくやグループ)は、製造全工程において一切冷凍処理を行わない「生仕立て 辛子明太子」を販売する直売店舗「博多めんたいアウトレット」を、11月21日(金)に、本社工場隣接地にオープンした。
同店舗は、工場で生まれた“できたて”をそのまま届けるとともに、地元への感謝を込めた“地産地消のありがとう価格”で提供する特別な販売所だ。
食品ロス削減と地域への還元を両立する拠点

「博多めんたいアウトレット」は、ヤマトバイオレッツが手がける新たな地産地消型ブランド拠点。製造過程で発生する規格外品などを有効活用し、食品ロス削減と地域への還元を両立する。
ふくやブランドの正規品と、ヤマトバイオレッツの工場直売品が共存することで、「贈答はふくや、直売はヤマトバイオレッツ」という補完関係を体現。品質への妥協は一切なく、できたてを身近な価格で提供し、地域の人々とともに福岡の食文化を育むことを目指す。
明太子業界の常識を覆す「生仕立て」の商品を販売

一般的な辛子明太子は、漁獲から店頭に並ぶまでに3回の冷凍工程を経ているそう。


同社の「生仕立て辛子明太子」は、塩たらこ製造から辛子明太子への二次加工までを、完全チルド管理で一貫生産。冷凍回数を漁獲時の1回のみに抑えることで、たらこ本来の「プチプチ感」と「旨味」を最大限に引き出した。工場入荷後、一度も冷凍しないまま製品化するこの製法は、明太子業界の常識を覆すものだという。

目指したのは「生」品質。漁獲した新鮮で厳選されたスケトウダラの卵を急速冷凍したものを使用し、独自の製造工程を追求してたどり着いたのが「生仕立て 辛子明太子」だ。

「生仕立て 辛子明太子」
「博多めんたいアウトレット」では、「生仕立て 辛子明太子」のほか、ヤマトバイオレッツが製造する人気のたらこ「生仕立て 味のたらこ」「たらコルネ」「すっぴんたらこ」などを直接販売する。
