圧巻の政庁エリアへ

弓矢の後は、えさし藤原の郷の目玉エリアのひとつ“政庁”へ。まさに“平安時代に来た”気分を味わえました。
- 平安時代にタイムスリップしたような建物群
- 義経・藤原氏の展示が充実
- 触れる展示もあって楽しい
平安時代にタイムスリップしたような建物群
正殿前の広場から見渡すと、左右対称の建物配置がとても美しく、思わず深呼吸。柱や瓦、軒の影まで含めて画になる空間でした。空の色も、建物の重厚さを引き立てていました。
この建物が関東や京都にあったなら混雑でごった返すと思いますが、えさし藤原の郷は岩手のロケーションならではで、少し待てば人のいない写真も狙えるのも魅力だと思います。
義経・藤原氏の展示が充実
政庁の建物の内部には、奥州藤原氏や源義経に関する展示が並びます。歴史が得意でない私でも見覚えのある名前が多く、解説も読みやすい。系図や年表でつながりが把握しやすく、断片的な知識がつながる感覚がありました。歴史好きはじっくり、子ども連れはさっと流しても十分楽しめます。
触れる展示もあって楽しい

薙刀や刀(レプリカ)など、触れられる展示があるのもポイント。重量感を体で感じると、映像や本で見るのとは違うリアリティがあります。写真撮影も自由で、思い出に残る体験ショットが撮れました。大人も子どもも自然と笑顔になるコーナーです。
園内周遊バス「ゆめひら号」に乗ってみた

政庁見学の後は、一度入場ゲート付近に戻って「ゆめひら号」のバス停へ。広すぎる園内を効率よく回りたかったので、ちょうど発車時間に合わせて園内周遊バス「ゆめひら号」に乗ることにしました。
- 料金・予約方法・運行期間などの基本情報
- 紅葉と風を感じる贅沢な園内30分ツアー
料金・予約方法・運行期間などの基本情報

「ゆめひら号」は13人乗りの小さなバスで、中学生以上500円・小学生200円。バスは4月〜11月の期間限定運行。平日は完全予約制で、土日祝は先着順。満席になると次の便待ちになるので、乗りたい場合は早めの行動が安心です。
坂道が多い園内を楽に移動できるので、子ども連れや歩き疲れた人には絶対におすすめです。
紅葉と風を感じる贅沢な園内30分ツアー

バスは建物のすぐ横を通ったり、門をくぐったり、池のそばを走ったりしながら、運転手さんの案内付きで約30分かけて園内をぐるっと一周します。
紅葉が始まる時期だったので、窓から見える景色が本当にきれいで、歩くのとはまた違う魅力がありました。風が本当に心地よくて、春夏は絶対に使ってほしいサービスです。
