たびたび炎上を起こす企業体質ながら、8月に海外進出を果たすなど、最近店舗数が増加しつつある居酒屋チェーン「居酒屋革命 酔っ手羽」。同チェーンの目玉イベントである「手羽の日」をグルメライターが訪れ、手羽先メニュー10種類を実食しておすすめベスト3を決めてみました。
「酔っ手羽」の看板(写真:スーパーマーケットファン)
【酔っ手羽】たびたび炎上の居酒屋チェーン
「酔っ手羽」の店舗外観(写真:スーパーマーケットファン)
株式会社プロジェクトMが運営する居酒屋チェーン「居酒屋革命 酔っ手羽」。
“手羽先の頂上決戦”を名乗るイベント「手羽先サミット」の2024年で金賞に輝いた「伝説の手羽先」をメインメニューとする同チェーンは、2008年に東京都江戸川区で1号店を構えると、その後店舗数を順調に拡大。
現在では全国29店舗(公式サイトによる)、8月には初の海外進出としてフィリピンのマカティ市にもオープンし、全30店舗となっています。
同チェーンでは曜日別で値引き商品を売り出すイベントを行っており、そのお得さが人気を集めているようです。
一方で、店内に貼られたポップがたびたび物議を醸しています。2024年3月には、お笑いコンビ「カラテカ」の元メンバーであった入江慎也氏が、予約があれば時間外の営業をすることを告知したポップに自身の写真を無断で使われたとして同チェーンを提訴。
このポップでは、入江氏の写真とともに、時間外営業のことを「闇営業」と称したもので、同年11月には地裁が90万円を支払う和解案を提示し、和解が成立しました。
また、19年8月にも、「モテたい・驚かせたい・あいつを潰したい あの娘をお持ち帰りしたい…など当店自慢の敏腕スタッフたちがなんでもお手伝いします」と書いた店内のポップがネット上で炎上。
料理研究家の河瀬璃菜氏が当該ポップの画像を添付した上で「事故、ハラスメント、犯罪に繋がる危険性を少しは考えて欲しい」と苦言を呈する内容をX上に投稿したことで、ネット上では酔っ手羽への批判的意見が続出。その後、入江氏との一件もあり、問題体質のチェーン店としても知られることになりました。
【酔っ手羽】「手羽(18)の日」1本18円、対象は「たれ・塩」のみ
今回は、そんな「酔っ手羽」が毎月18日に店舗限定で行っているイベントで、手羽先メニューの一部が1本18円になるという「手羽の日」に同チェーンを訪れ、手羽先メニュー10種類を実食。おすすめベスト3を決めてみました。
さっそく店舗に予約を入れて訪れてみると、「手羽の日」ということもあってか、店内はほぼ満員に近い大盛況。
店内にあったメニュー表(写真:スーパーマーケットファン)
メニュー表の「伝説の手羽先」部分(写真:スーパーマーケットファン)
メニュー表の定食部分、事前予約をすればドンペリやアルマンド、ロマネコンティなどの高級酒も用意してくれるようです。同チェーンであえてこれを頼むかは謎ですが……(写真:スーパーマーケットファン)
早速オーダーをしようとすると、店員さんから「1本18円の手羽先を購入するには、ワンドリンクと290円以上のフード2品以上の注文が必要」との説明を受けました。またお通し代も396円かかるようです。
こうした条件は店舗によって違うかもしれませんので、事前に確認しておくのがいいかもしれません。
注文方法は席ごとにあるQRコードをスマホで読み込み、専用サイトからオーダーする形となっています。
この際に注意が必要なのは、「手羽の日」に1本18円になるのは、10種類ある手羽先メニューのうち、「たれ」と「塩」の2種類だけであるという点と、これらのメニューは通常価格での販売も選べるようになっているという点。勘違いして通常価格のものを選ばないように気を付けましょう。
文は席ごとにあるQRコードを読み込んで行う形。なお、「手羽の日」では「伝説の手羽先 の「タレ」と「塩」が1本18円になっていますが……(写真:スーパーマーケットファン)
オーダーをするサイトでは通常の価格のこれらも販売されており、間違って頼まないように注意が必要です(写真:スーパーマーケットファン)

