牢獄に食料を届け、「囚人」を餓死の危機から救ってくれた愛情深い猫 英国

牢獄に食料を届け、「囚人」を餓死の危機から救ってくれた愛情深い猫 英国

猫のおかげで生還・出世を果たす

15世紀から続く英国の建物

画像はイメージです

釈放されたWyatは、それまでずっとHenry7世を支持していたために、周囲から尊敬されて王に重用されました。王室の宝石管理官となったのち、王立造幣局の監督官にも任命されたのです。加えて国王の側近によって構成される秘密評議会のメンバーにも昇格しました。彼は自身の紋章を持つことを許され、広大な領地まで与えられました。

Wyatは1536年にこの世を去りましたが、獄中で彼に餌を与えてくれた猫がいなければこれほど長く生き延びることはできず、暗い塔の牢屋で餓死していたことは間違いありません。命を救ってくれた猫のおかげで、彼は実りある人生を送ることができたのです。

出典:The most loyal cat in the world: it caught a pigeon and fed it to an unjustly convicted prisoner

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