【漫画】子どもの頃から悩み続けた“顎のシャクレ”… 医師から「顎変形症」と診断され、手術を決意する30代女性の実録レポ

【漫画】子どもの頃から悩み続けた“顎のシャクレ”… 医師から「顎変形症」と診断され、手術を決意する30代女性の実録レポ


漫画「30代子持ちワーママ、顎変形症で歯列矯正中&外科手術レポート」のカット(ぴよぴよぴぴねりさん提供)

【漫画】本編を読む

 ぴよぴよぴぴねりさんの漫画「30代子持ちワーママ、顎変形症で歯列矯正中&外科手術レポート」がインスタグラムでたくさんの「いいね」を集めて話題となっています。

 子どもの頃から、かみ合わせや顎のシャクレに悩んでいた女性。歯科のカウンセリングを受け、「顎変形症」と診断されました。そこから長期の治療がスタートし…という内容で、読者からは「手術に前向きな姿勢がすごい」「治療の内容が分かりやすい!」などの声が上がっています。

「シャクレ」は治らないと諦めていた…30代で下した大きな決断

ぴよぴよぴぴねりさんは、インスタグラムnoteでエッセー漫画を発表しています。ぴよぴよぴぴねりさんさんに作品について話を聞きました。
※「顎変形症」に関するシリーズ漫画は現在も連載中で、この記事では、「30代子持ちワーママ、顎変形症で歯列矯正中&外科手術レポート」の第1話から第10話までをご紹介します。インスタグラムとnoteで続きを読むことができます。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぴよぴよぴぴねりさん「小学生の頃から、自由帳に4コマ漫画を描いていました。インスタグラムに絵日記を載せるようになったのは、子どもが生まれてからの2019年ごろです。子どものときからお絵描きツールでインターネットの友達と交流していたので、インスタグラムはまさに『あの頃の再来』という感じです。正直、画力もセンスも自信がないんですが(笑)、発信を続けるうちにお仕事をいただいたり、転職活動のときにインスタグラムがきっかけで採用してもらえたりして…。『SNSってすごい!』としみじみ思っています」

Q.ご自身の「顎変形症」を漫画にしようと思った理由を教えてください。

ぴよぴよぴぴねりさん「『顎変形症』について本格的に手術を検討し始めたとき、インターネットで検索しても体験談やブログがほとんど見つかりませんでした。歯並びや顎の悩みは年齢や性別に関係なく誰にでも起こりうることなのに、情報がとても少なくて、不安でいっぱいでした。
だからこそ、自分の体験を赤裸々に、できるだけ詳しく描いてみようと思いました。同じ悩みを抱える方が、私の事例を参考にしながら、自分にとって納得のいく選択ができるきっかけになればうれしいです」

Q.治療・手術しようと決めるまでに、悩みや葛藤はありましたか。

ぴよぴよぴぴねりさん「それがまったくなくて(笑)。出産以外は入院も手術も経験がなかったのですが、以前医療福祉関係の仕事をしていたからか、『ICUってどんなところ?』『術後の身体はどう変わるんだろう?』と、どちらかというと人体実験に興味津々なタイプでした。
担当してくれた先生や歯科衛生士さん、看護師さんが優しかったから、不安がそこまで生じなかったのかもしれません」

Q.同じ症状に悩んでいる人や、治療や手術に踏み切れない人にアドバイスはありますか。

ぴよぴよぴぴねりさん「悩んだときは、まずはかかりつけ医に相談するのが一番だと思います。でも、『そこまで踏み込むほどじゃないけど、ちょっと話を聞いてみたい』という方は、ぜひ私のインスタグラムにDMを送ってください!
痛い、怖いという気持ちが勝るのは当然ですし、手術も美容整形目的ではないので、『顔が整う』といった審美的な効果は人それぞれです。それでも、私はこの治療を通して、笑顔が間違いなく増えました。だから、少しでも気になっている方には、焦らず・怖がらず、自分のペースで情報を集めてほしいなと思っています」

Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。

ぴよぴよぴぴねりさん「このレポートはすでに完結していますが、今でも『今度手術しますが、一番参考になりました』『“こんなに顔が腫れるの?”と思わず笑ってしまいました』『励みになりました』など、想像以上に優しくてあたたかいコメントをいただいています。歯科医院や口腔外科医の方からも『患者目線のレポートは貴重です』と言っていただけたときは、本当にうれしかったです。
顎のことでいじめられて、悩んで泣いていた幼少期の自分に、『未来は明るいぞ』と伝えてあげたいです」

配信元: オトナンサー

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