脳出血(脳内出血)の原因とは?Medical DOC監修医が脳出血(脳内出血)の予防法や何科へ受診すべきかなどを解説します。
※この記事はMedical DOCにて『「脳出血(脳内出血)の原因」はご存知ですか?予防法も医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
中川 龍太郎(医療法人資生会 医員)
奈良県立医科大学卒業。臨床研修を経て、医療法人やわらぎ会、医療法人資生会南川医院に勤務。生活習慣病や肥満治療、予防医学、ヘルスメンテナンスに注力すると同時に、訪問診療にも従事している。日本プライマリ・ケア連合学会、日本在宅医療連合学会、日本旅行医学会の各会員。オンライン診療研修受講。
「脳出血(脳内出血)」とは?
脳出血(脳内出血)とは、脳実質内(脳みその中)の血管が破れて出血してしまう病気です。脳実質内で血腫という血のかたまりができてしまい、近くの脳組織を圧迫することでさまざまな症状が現れます。特徴的な症状には、突然の頭痛や意識消失、嘔吐、麻痺、意識障害などがあります。
脳出血の診断は、頭部の画像検査で行います。緊急のCT検査やMRI検査によって診断されることが多いです。
受診すべき診療科は脳神経外科です。各検査の結果をもとに、治療方針が決定されます。血腫のサイズが小さい場合は、血圧を厳格に管理しつつ入院下で経過観察やリハビリを行います。一方、血腫のサイズが大きい場合や位置が悪い場合は、手術で血腫を取り除くことが推奨されています。
脳出血(脳内出血)の予防法
高血圧や睡眠不足にならないように
予防法のキモは、血圧を上げないようにする、ということです。では血圧が上がる要因は何かというと、高塩分食・過剰なストレス・睡眠不足・喫煙・アルコールの過剰摂取などがあります。
ご自身ですぐに行動できるものとしては、禁煙やアルコール量を減らす、食事の味付けを薄めにする、などの対策になるかと思います。他にはストレス、睡眠不足というのも関わってきます。リフレッシュできる行動を意識的にとる、ストレスがどうしても解消できない環境(人間関係や職場)の場合は、退くのも一つの手段でしょう。
また睡眠不足に関しては、もちろんご自身で寝具を調整したり、睡眠時間を確保するということも重要ですが、睡眠時無呼吸症候群という可能性も考慮しないといけません。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に口の奥にある舌根が起動を塞いでしまい、無呼吸状態になるというものです。これはなかなか自身では気づきにくいのですが、睡眠の質を著しく下げて、血管への負担も大きくなります。周囲の方からいびきを指摘されたことがあり、日中の疲労感や眠気を自覚している方は、一度この病気の可能性を考えた方がいいでしょう。
睡眠時無呼吸症候群を専門的に見ているクリニックもありますので、一度受診してみてください。

