「脳出血(脳内出血)の原因」についてよくある質問
ここまで脳出血の原因・予防法などを紹介しました。ここでは「脳出血の原因」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
若い女性が脳出血(脳内出血)を発症する原因はどんなことが考えられますか?
中川 龍太郎(医師)
基本的に高齢者に多い脳出血ですが、若い女性で発症するケースも少なからずあります。その場合は、血管の奇形(脳動静脈奇形)や生まれつき血管が脆い病気(Ehlers-Danlos症候群などの遺伝性の病気)、妊娠出産による血圧変動の影響が考えられます。
高齢者で脳出血(脳内出血)を発症する原因を教えて下さい。
中川 龍太郎(医師)
動脈硬化が進行していたり、先述の脳アミロイド血管障害の可能性も考えられます。
脳出血(脳内出血)が原因でうつ病などの精神疾患を発症することはあるのでしょうか?
中川 龍太郎(医師)
十分にあり得ます。脳出血によって、前頭葉や前頭葉下部といった感情や認知機能に関わる領域がダメージを受けた場合、うつ病、不安、精神面の不安定さといった精神的症状が生じる可能性があります。また、その領域に脳出血がなくとも、脳出血から手術、リハビリといった体験やその後の環境の変化が、強い精神的ストレスになり、うつ病の原因となることがあります。
編集部まとめ
今回は脳出血の原因とその予防法についてご紹介しました。端的にまとめるなら、「とにかく高血圧に厳しく」ということになるかと思います。高血圧は自覚症状がないため、放置されがちな病気ですが、脳出血を発症してしまったら、ダメージを受けた脳細胞は決して元には戻りません。一度でも指摘されたことがある方は、十分注意していただきたいと思います。

