ビジネスホテルチェーン「東横INN」で見かけた“革命的な案内”がX(Twitter)で話題です。秀逸なアイデアが「地味に助かりますねこれ」「アナログかつ斬新」と注目を集め、投稿は記事執筆時点で85万回以上表示されています。
写真を投稿したのは、旅好きで“47都道府県踏破済み”だという20代男性・Zooo(@1011_zooo_)さん。普段から旅の記録をSNSで発信しています。
この日は「今日もいつも通り東横イン泊なのだけど、革命的な案内がある」と、旅先での宿泊に利用した東横INNで見つけた案内を紹介しました。どうやらアンケート用のボードで、たくさんのマグネットが時間帯で区切られた枠にくっ付いています。
ボードをよく見てみると、「明日の朝食混雑状況を皆様で共有していただくため、朝食の予定時間にマグネットを貼っていただきますようご協力お願い申し上げます」と英訳付きの文章がありました。アナログながらも画期的なアイデアで、このボードを見るだけで時間帯別の朝食の混み具合がひと目で把握できます。なるほど~!
東横インの広報担当者によると、この取り組みは北海道北見市の「東横INN北見駅前」が独自で行っているものとのこと。ボードはエレベーター横に設置しており、リピーターが多いこともあって特段の説明がなくとも活用してくれる宿泊客が多いそうです。
また、このボードについて同店舗の支配人は混雑緩和に一定の効果があると説明しています。朝食開始時刻の6時30分ごろから会場がとても混み合うことから、支配人補佐やフロントスタッフの発案で10月下旬から設置。宿泊客からは「事前に混み具合が分かって助かる」と好評で、朝食を準備するスタッフも助かっているそうです。
朝食会場の混雑具合が分かるボードに、Xでは「これは革命ですね!」「考えた人天才!」「東横インの朝食会場はどのホテルも混む」「めっちゃ良いこれ!」「みんなで作り上げよう東横イン! って感じがいいですね」「コレ他でもやってほしい」「何も凝った最新技術を使わなくても便利にできることって結構あって、そういうのに遭遇するととってもうれしくなりますよね」と絶賛する声が寄せられています。

