【愛媛・松山】清冽な湧き水がもたらす、米づくりの理想郷

お米の味を大きく左右するのは、「水」と「土」。その両方に恵まれているのが、愛媛県松山市の南に位置する高井の里です。
北には穏やかな瀬戸内海、南には荘厳な石鎚山系がそびえるこの土地は、まさに米づくりにとって理想的な環境。石鎚山から流れ出す清冽な水は、飲料水としても利用できるほどの高い水質を誇ります。この豊かな湧き水を使い、手間を惜しまない丁寧な水管理のもとで育まれているのが、高井の里湧水米なのです。
猛暑の夏も、お米を守る湧き水のチカラ

栽培を手がける河本農園では、「必要なことは、いつも稲が教えてくれる」という信念のもと、自然と真摯に向き合っています。
特に驚くのは、その水管理の徹底ぶりです。夏の猛暑が稲にストレスを与える時、農園では日暮れ前まで、地下から汲み上げた水温約15度の冷たい湧水を田に引き込みます。これは、稲が夜間にデンプンを無駄に消費しないように守るため。この繊細な管理によって、米粒の中のデンプンがほどよく保たれ、炊き上げたときに、一粒一粒がふっくらとツヤを持つのです。農薬の使用も50%に抑えた減農薬栽培で、自然の力を最大限に生かしています。
✨ 冷めてももっちり!「ぴかまる」の特別な食感

さて、今回主役のぴかまるとは、一体どんなお米なのでしょうか。
その名の通り、炊き上がりはつややかで、まるく輝く一粒。最大の特徴は、一般的なお米よりもアミロースが少ないため、炊き上げるとふっくらと柔らかく、強い粘りと甘みが際立つ点です。
このもちもちとした食感は、冷めても硬くなりにくいのが魅力。だからこそ、ご家庭の普段の食事はもちろん、行楽シーズンのおにぎりやお弁当に入れても、美味しさが続きます。「冷めても美味しいお米を探している」という方に、自信を持っておすすめできる湧き水米です。

