「血圧が160以上」の正しい対処法・改善法は?
収縮期血圧で160mmHg以上がみられた場合、自宅で血圧を測定し、持続する場合には早めに循環器内科を受診しましょう。自宅でできる改善方法としては、減塩、節酒、禁煙です。まずできる事から始めましょう。また、睡眠不足やストレスも血圧上昇の原因となります。しっかりと休養を取り、リラックスすることを心がけることも重要です。それでも、収縮期血圧が140mmHg以上と続くなら、受診をお勧めします。
「血圧が160以上」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血圧が160以上」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
血圧が160以上で何の症状があったらすぐに病院に受診した方が良いですか?
伊藤 陽子(医師)
収縮期血圧が160mmHg以上だからと言って緊急で受診する必要はありません。しかし、激しい頭痛、意識障害、視力障害、胸痛、息苦しさ、吐き気などの症状を伴う場合には緊急で受診する必要があります。症状がない場合には、自宅で血圧測定を行い収縮期血圧が140mmHg以上持続する場合には循環器内科を受診しましょう。
血圧が160以上だと脳梗塞になるリスクが高くなりますか?
伊藤 陽子(医師)
血圧が上昇するほど脳卒中のリスクが上昇することが分かっています。高血圧が持続することで動脈硬化が進行し、脳梗塞が発症しやすくなるため早めに治療をすることが大切です。
血圧の上が160以上で高血圧の人は薬で治療できますか?
伊藤 陽子(医師)
血圧が高い場合、降圧剤により治療をすることができます。しかし、二次性の高血圧などでは、他の原因を調べる必要があるため、まず循環器内科を受診し、相談をしましょう。
50代で血圧が上160を超えた場合日常的に血圧を測るべきでしょうか?
伊藤 陽子(医師)
どの年代であっても収縮期血圧が160mmHg以上の場合には治療の適応となる事が多いです。持続的に血圧が高い場合には、治療が必要となりますのでまず自宅で血圧を測定してみることが大切です。その上で、血圧が高い場合には受診しましょう。
まとめ 「血圧が160以上」と言われたらまず自宅で血圧測定を!
収縮期血圧が160mmHg以上である場合、高血圧である可能性が高いです。しかし、診察室で緊張して測定した場合には、血圧が高めに出てしまうこともあります。まず高血圧を指摘されたら、自宅で血圧を測定しましょう。自宅でも収縮期血圧が140mmHg以上持続している場合には、循環器内科を受診することが大切です。
高血圧は自覚症状がないことも多いですが、放置することで動脈硬化が進行し、脳卒中や心血管疾患のリスクとなります。早めに受診して治療をすることが大切です。
「高血圧」の異常で考えられる病気
「高血圧」から医師が考えられる病気は8個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
循環器系の病気
狭心症心筋梗塞大動脈瘤
大動脈解離脳神経系の病気
脳卒中内分泌代謝系の病気
糖尿病脂質異常症肥満
腎泌尿器科系の病気
慢性腎臓病高血圧はさまざまな病気の原因となります。血圧が高いと指摘されたら、まず生活習慣を改善し、それでも血圧が高めの状態が持続する場合には早めに循環器内科を受診しましょう。
「高血圧」の異常で考えられる病気
「高血圧」と関連している、似ている症状は7個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
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動悸
胸が苦しい
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見えづらい
高血圧は症状が出ないことが多いです。そのため放置してしまう方も多いですが、自覚症状がなくともさまざまな病気のリスクとなるため注意が必要です。上記の様な症状は、高血圧緊急症と言って高血圧による重大な病気が起こっている可能性があります。このような症状がある場合には、早急に病院を受診しましょう。
参考文献
日本高血圧学会|高血圧治療ガイドライン2019
日本動脈硬化学会|動脈硬化性疾患とは?
厚生労働省|健康日本21アクション支援システム.睡眠時無呼吸症候群

