しかし、いざ目星をつけていたものを買っても、「さほど満たされない」「思ったより使わなかった」…という経験はありませんか。実はそれ、買い物までのプロセスに秘密があるのです。
そこで今回は、節約×投資主婦おこめが「自分へのごほうび」を買っても幸せになれない人の共通点を4つ紹介します。
1.「ごほうび=買い物」と思い込んでいる
ボーナスの時期になると、「がんばったし何か買おう」と思う人は多いもの。でも、「ごほうび=買い物」と思い込むと、心が満たされにくくなります。その理由は、人は「ごほうびとして欲しているもの」と「実際に買ったもの」が合っていないと、満足感が続きにくいからです。たとえば「とにかく休みたい」「癒されたい」という気持ちなのに、ブランド品などを買っても、手に入れた瞬間は嬉しくても、心の疲れは残ったままなので虚しさが出やすい、というわけです。
ごほうびは「買うこと」よりも、休む・癒す・好きな時間を持つなど、「心が整うこと」を意識して選ぶと満足度がぐっと高まるでしょう。
2.「本当は欲しくない物」を買っている
SNSや街中の広告を見ていると、気づかないうちに「欲しい気持ち」にさせられてしまうことがあります。見るまでは特に興味がなかったのに、流行や口コミに背中を押されて購入…という経験は誰にでもあるものではないでしょうか。しかし、そうして手に入れた物は一時的な高揚感は得られても、自分が本来持っている価値観やニーズと合わず、満足感が長続きしないこともあります。
「本当に欲しいのか」「欲しい気にさせられているだけなのか」。決める前に一度冷静になって考えることが、後悔しないお金の使い方につながります。

